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堀有宏

遠征のススメ「パッキング編」

遠征のススメ「パッキング編」

さて、釣行日が近くなり、タックルの準備をするにあたり、飛行機移動が初めてのアングラーがここで最初に悩むのが、何に入れて持ち運べばいいのか?ではないでしょうか。
「持ち運ぶ?送ってしまえばイイのでは?」という考えもアリですが、宅配便では万が一という事があります。
まずは交通事情による遅延に、輸送時の破損。
遅延を避けるために早めに送ると、悪天候のための釣行中止で、荷物だけが無駄な旅をすることもありえます。
なので私はタックルの入れ物には旅行用のトランクケース(ハードケース)を利用し、着替えなどの衣類を入れるのに防水のリュックを使います。

まず、タックルをトランクケースに入れる時、一番かさばるのがライフベストではないでしょうか?
家から着て行くというツワモノは除き、常識あるアングラーはこれで悩みます。
カルティバ・ゲームフローティングベストは分割出来るタイプなので、これを中の浮力体と外側とを分け、浮力体をクッションとして敷き詰めればデッドスペースがなくなり、また、リールなどの保護にもなって一石二鳥です。

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あとは百円均一のメッシュバッグにリーダー類、フック類、ルアーと小分けをして入れてゆき、防水リュックに着替えやタオル等
軽いモノを圧縮袋を使ってパッキングします。

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上のブラシは、移動の少ない沖磯で足場の海苔を取るモノで、朝一に足を掛ける部分をこすっておけば、けっこう安全にキャストやファイトができます。

さて、準備が整い、出発し、現場に到着したなら、宿か港で渡礁の準備をするわけですが、タックルをセットしたらトランクケースとリュックの中身を入れ替え、リュックにルアーやリーダー、フック、弁当、飲み物等を入れ渡船に乗り込みます。
他社製品ですが、写真の防水リュック(ショルダーパッドに改造が必要です)がスグレモノで、外付けのメッシュバッグが濡れたロープや、弁当ガラ、ペットボトルなどを入れるのにすごく使い勝手がよいのですが、残念ながら製造中止になったようです。
ぜひともカルティバでロックショアに特化したものを出してほしいですね!

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次は実釣編につづく・・、続かない・・?

2016.10.28 08:37
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