EXPERT TECHNIC

堀有宏

ロングリーダーのメリット

烏帽子のハナレでのGT

今回担当者から頂いたテーマが「ロングリーダーのメリット 」という事ですが、一言でいうと、「出来るだけ太いリーダーを、出来るだけ長く使えれば、私みたいなヘタクソでも掛った魚のキャッチ率は上がる」と言うことです。
ここで誤解してもらいたくないのは、ヒット数を分母、キャッチ数を分子に当てはめた場合、太フロロのロングリーダーを使用したタックルでは、分母の数字はまちがいなく少なくなると言う事です。
(今までが3分の1、ロングリーダーが2分の1くらいでしょうか)
理由は簡単で、太いラインは飛距離も出ず、ルアーの操作性も悪く、魚にも警戒心を与えてしまうので、ヒット率は下がると思います。

ではなぜロングリーダーの使用を?ですが、2006年の秋に諏訪之瀬島の地磯に行った時、回収直前のルアーに、4キロほどのカスミアジと、10キロ超のGTがルアーを奪い合い、結果カスミアジがヒットしたのですが、その魚は足下のエグレへ、潮に乗りガンガン突っ込み、サイズの割に泣き泣きのキャッチ後リーダーを見てみると、ズタズタのささくれ状態になっていました。

ここでシュミレーションです。
もしあの時GTが喰っていたら・・。
とりあえず止めてみる→50号のナイロンリーダーが4キロのカスミアジでギリギリだったので、GTだとまずムリ!
止めると切れるのでドラグを緩めてみる→するとラインは出され、リーダーは持ちこたえるが、メインラインが擦れてブレイク!
では最後に一か八かスプールフリーにしてみる→アングラー自身が大きく移動の出来ない磯場でこんな事をしても、リーフのスリットを縫うように走られ、ベールを起こした瞬間にテンションなく切れるのがおちでしょう。
こう考えると、やはりより根ズレに強いリーダーをより長く組まないと30キロ、40キロっていう魚を運任せの要素の少ないやりとりでキャッチ出来ないのではないでしょうか?

2015.09.08 17:40
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