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馬場誠

【共通テーマ】「ショア青物、ヒラスズキのプラッギングにおけるトリプルフックとシングルフック、それぞれのメリット、デメリット」

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トレブルフックとシングルフックの使い分けを考える中で、シングルフックの有効性については個人的にも気になるところではあり、色々と試してはいますが、自分で確信を得るほどの実釣経験を積めていないのが現状です。
その上での話になるのはご了承いただきたいのですが、大まかに、バイトに対してのフックアップ率はトレブル>シングルであり、ヒットしてからのキャッチ率はトレブル<シングルというとこは実感しやすいところかと思います。

ショア青物がメインの自分のスタイルの中では、バイトのチャンスは少ないのが日常です。
掛けた魚は絶対に取りたいが、そのためにはまず掛けなければならない。
少ないバイトはとりあえずでも掛けていきたいので、そうなると必然的にトレブルフックにメリットを感じています。
しかも、最近のトレブルフック、STXシリーズの進化には目覚ましいものがあります。
素材の強度アップに伴い、針先は細く、鋭く改良され、今までは掛けられなかった様なショートバイトもしっかりとしたフッキングに持ち込めています。
さらにフッキングの状態も良くなっており、バレも減っていると感じています。
そういったトレブルフックの進化の感触もあり、現状ではトレブルフックをメインに使うことが多いです。

シングルフックは、適合標準フックサイズが#1以下の小型のルアーで大型魚を狙う時や、数が出るシイラ狙いの時など、キャッチ後の安全のためとリリースのしやすさからよく使います。

2015.10.28 08:02
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