EXPERT TECHNIC

西村好仁

ペンシルベイトの使い分け

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ペンシルと言っても今は、色々はメーカーからいろんなタイプのペンシルが発売されており選ぶのも難しいのだが、私は大きく分けてフローティングタイプとシンキングタイプで分けている。

フローティングは、波のタイミングを見てあまり水面から飛び出さない様にスローリトリーブし、時折アクションを加えバイトして来た青物を確実にフッキングさせる様に心がけている。

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一方シンキングタイプの方は、水面から40~50cmのレンジを意識し、時折ジャークシを加えていると、ルアーが止まった瞬間や、ルアーが次のアクションで動く瞬間にバイトして来る事が多い。

私が思うに、アングラーが思うより、魚はルアーを良く見ている様で、バイトが無い時などは、ルアーローテーションを早めに行なった方が良いと思う。

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記事
2015年は5月頃から何度か沖ノ島方面に釣行していたのだが、今年は青物の回遊が少ないのか、あまり良い釣果に恵まれておらずやきもきしていると、6月の後半に入って愛媛県西南部に位置する武者泊の沖磯で連日青物の回遊があり、ぼちぼち釣果が上がっているとの情報が入り、さっそく友人たちと釣行することにした。
朝4半頃に出船し、30分程で目的の磯周辺に着く。
磯に渡礁する時間が決まっているため、待っていると他の渡船もいたのだが、幸い渡礁したい磯が違っていたため、ジャンケンをする事無く目的の磯に渡礁できた。
渡礁するとすぐタックルを慎重に準備をする。
準備が出来ると思い思いのポイントに入り、期待の第一投。
すると朝一で活性の高い青物が、私のペンシルにバイトして来た。
久々の青物独特の強烈な引きでロッドが、絞り込まれる腰を落としファイトを楽しむ。
最初の一本であるため慎重にファイトし無事ランディングする事が出来た。
それから30分程バイトが続きダブルヒット、トリプルヒットで久々の爆釣劇。
私が、このショアからの青物ゲームにはまっているのは、普段では味わえないハードなタックルで強烈なファイトが味わうことが出来ることである。
皆さんもチャンスがあれば、一度この引きを体感してみていかがだろうか。

2015.09.08 14:38
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