EXPERT TECHNIC

堀有宏

遠征のススメ「計画編」

ブログや雑誌で南の島の記事を読んで、「ショアからでもこんなのが釣れるんだ!」、「行ってみたい!」と思ってみても、実際に行くとなると、何から準備をしていいのか解らないアングラーも多いはず。

まず最初に決めるのが目的地と釣行日で、これを一緒に行く仲間、渡船の船長と打ち合わせをし、会社と家庭に了承してもらうところから始めます。(趣味の範囲を超えると、色んな制裁が待ち受けているのでご注意を!)

それらが決まると、次に目的地までの移動手段と宿を決めます。仮に南方とすると、やはり飛行機が主となり、その後
フェリーに乗り継ぐパターンも多々あります。

写真1

写真2

最近ではLCCの参入により、びっくりするほど安い値段で利用できるのですが、幾つか注意点もあるのでそれらも含め、書かせていただきます。

私がよく利用するのがANAかスカイマークで、理由は地元の神戸空港発着があるからなんですが、それらの早割系チケットをよく購入します。
ただ、LCCの格安チケットにしろ、早割チケットにしろ、早期購入が条件で、普通の観光ではない私たちアングラーには当日「悪天候で渡船が出ない」→「釣りができない」→「行っても意味ない」→「チケットをキャンセル」という可能性も非常に高いことを踏まえていただきたい。それも通常料金からの割引率の高いチケットほど、キャンセル後の返金は少なく、中には0円の場合もありますので、そこらを割り切って購入する覚悟も必要です。
又、観光客のあまり行かない離島の生活路線は、乗り入れの航空会社も少なく、割引も少ないです。

次に宿ですが、渡船を利用するのならその船長に相談し、できるのなら手配までしてもらうのがベストです。離島の僻地では渡船業と民宿を両方経営しているところも少なくなく、その場合、移動や食事の時間、回数などが気のきいたシステムになっています。(ちなみに口之島の宿では1泊5食が多いです)
立地条件等を考え、自分で手配する場合、やはりインターネットで調べるのがいいのですが、魚の釣れる僻地ほど、宿の快適性は低いと思ってもらって間違いないです。その中でもイイところを見つける目安は、ダイバーが利用する宿は比較的清潔で、快適な場合が多いように思われます。

写真3

目的地、日程が決まり、エアと宿の予約を済ませると、次は準備編に・・つづく・・。

2016.07.14 09:32
back
index
RECENT ENTRY

ページトップに戻る