GEKITO FIELDS

解説:中山 隆夫

【福井県越前町】越前岬周辺

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エリア名…福井県越前町左右漁港(沖磯)
渡船名…あたらしや渡船 (tel090-7083-1613 tel0778-37-0261)
主なターゲット…ブリ系、ヒラマサ、ヒラメ、サワラ、ホウボウ、シーバスなど
シーズン…3月~1月 (青物)
推奨使用タックル…ROD/9~11フィート MHクラスのショアジギングロッド
Reel/5000番クラスの中型スピニングリール
ライン/撃投PEフラッシュ#2~4
リーダー/30~60lb
推奨使用ルアー…撃投ジグ・シリーズ 40~125g (撃投ジグ、レベルが◎)
推奨使用フック…ジガーライト シワリ 5/0など

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出船は、越前海岸の左右(そう)漁港。
周辺には「渡り鳥を呼ぶ門」として「呼鳥門」と名づけた岩礁があり、ここのドライブインのトイレはまるで日本庭園である。

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あたらしや渡船は越前海岸唯一の渡船であり、釣り客の絶えない場所。
日本海特有の青物の濃い渡船区でありますが、特にショアジギングでの釣果があるのは越前岬から南側で、沖の長崎、地の長崎、青岩。
水深は足元から10mぐらいあり、フルキャストレンジでは18mからのかけあがりをターゲットが回遊している。

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南から北に流れる本潮に釣果は集中するが、早すぎる時は逆潮が入る前に爆釣することもある。
とにかく遠投すればするほど釣果が上がる。
越前岬より北側は岬のハナレ、左右大島ハナレ、エンゲ、馬グリ、村中、下小島が青物のポイントである。
水深は5~15mとふかせ釣りのポイント。
このあたりは特に砂地と岩礁が絡んだ底質でヒラメ、ホウボウなどがよく当たる。
エンゲはどちらからの潮でも沖に引かれるので良い磯であるが、秋ヒラマサはルアーよりオキアミでの釣果が多い。
ジグでも攻略できるが、ポッパーやミノーで攻めると沖目で青物の他、サワラ、シーバスの大型がヒットすることも多くある。
潮目ができるところを流すとヒット率は上がる。

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春は、ブリ、ヒラマサの大型がかなりの確率であたり、数釣りもできる。
秋は大型は少ないものの沢山の種類のフィッシュイーターで遊ばせてもらえる。
晩秋の時化の間の凪の日には、何度も大爆釣を経験した。
12月~1月にもヒラマサが狙えます。

最近では、ルアーの釣り人が増えてきました。
一番には渡船屋の理解があってのことですが、ルアーアングラーのマナーが良いからであると思っています。
ゴールデンウィークから盆明けまで、渡船区周辺ではサザエ網などが入るため、ルアー釣りを制限する磯がありますが、ご理解の程宜しくお願いいたします。

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2015.09.17 17:11
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