地磯修行
●釣行日 :2017年10月上旬
●ポイント(場所):九州西部地磯
●氏名 :上津原 勉
●使用ルアー/ジグ :撃投ストライク125gエッジバーンシルバー、エッジグローシルバー(朱発点)、イカ金(黒点)、撃投ジグ、レベル100g、エアロ95g
●使用フック/サイズ:シワリ3/0ツイン、ソリッドリング6.5、6.0、5.0
●魚種/全長(cm) :ヤズ70cm 3kg
磯で釣れる魚の種類やサイズに対する満足感は、どこに行って何を狙っているかや
その他、色んな事に影響されてしまう何ともわがままな磯釣りという遊び。
9月に男女に行き、いろんな魚がつれて凄い出来事もありさすが男女!と全身で感じてきた2週間後、
沖磯と同様に大好きな地磯に修行に行って参りました。
朝マズメを外してのんびり8時頃に1か所目に到着。
狙いの流れが入っていますが1時間程様子を見るもあまり魚っ気がなく次の場所へ。
2か所目につき車を降りるとすぐに耳元をブーンとかすめてスズメバチが様子見にやってきます。
この時期どこに行ってもスズメバチがいるので、決して万全ではないですが、
暑いけど合羽を着てフードをかぶり、フードの上にハットをかぶります。
スズメバチが何匹も近寄ってくる時は怖いので別の場所に行きますが、
最初の様子見の一匹だけだったので磯へ向かいます。
すると途中で頭にトンと何かがあたりブーンと遠くへ飛んで行ったのはデカイスズメバチ。
恐ろしすぎます。
しかし周りに他のハチの姿はなく一先ず向かいます。
ハチ対策ウェア欲しいです。
磯につくとお一人底物師の方がおられたので挨拶をしてご了承頂きルアーを投げさせて頂きます。
ぎりぎり届く距離でたまにブリっぽい大きめの単発ボイルと小さな魚っぽいナブラがあり、
3時間粘ってみるも潮位が下がると共に魚っ気がなくなり次の場所へ。
3か所目は干潮を挟んで4-5時間やるつもりで磯に下ります。
釣り人の姿はなく、速い流れの潮上と潮下を様子を見ながら投げ続けます。
この日はとにかく暑くて、若干熱中症っぽくなり頭痛と胃のムカムカに襲われますが、狙いの干潮まであと1時間。
ハンガーノックにならないように無理やりエネルギー補給しつつキャストを続けます。
速い流れの潮上側磯際にいろんな魚がいっぱいいてジグをわらわらと見に来ますが、
何かに追われている様子はなく、ひたすら修行のキャストを続けます。
そして干潮の時間を30分ほど過ぎた頃、ようやくスーッと流れが緩みます。
流れが緩んで1投目、ストライク125gエッジバーンシルバーでドンとジグを止められようやくヒット。
少しボーっとしていたのであんまり覚えていませんが、たぶん1秒3ジャーク程の速めのワンピッチで食ったと思います。
速い流れを魚がのぼる時にラインが水を切り裂くキリキリという振動を心地よく感じつつ、
足元の浅く広がる根の上に泳いで上がってきたのは3kgのヤズでこれが15時半頃でした。
この一本で頭痛と吐き気も吹っ飛び体調復活!
たいしたサイズではないですが、五島や男女でのヤズの満足感とは比べ物にならない
最高にうれしい1本となりました。
その後は磯際で撃投やレベル、エアロの95-100gと同サイズの小魚がたまに飛び跳ねるので、
撃投系ジグいろいろやプラグいろいろを投げるもヒットはなく、ドデカイサメの背ビレが目の前で見えたのみ。
17時半まで粘るも頭痛再発と上がってきた潮位により山道を引き返します。
ガリガリ君とコーラで体を冷やしているとあと1か所ちょっとだけ行きたい気分になってきたので
夕マヅメにちょっとだけのつもりで4か所目に行きます。
10キャストでやめるつもりで磯に下ります。
狙いのいきいきとした流れが入っていて、誰もいない磯でこの潮にキャストできるだけでも最高です!
もっと早くここに来ておけばよかったかなと思いつつ、夕マヅメにはまったことがあるゴールド系のストライクイカ金(黒点)をセット。
このイカ金、エッジと目がグローで黒点までつけちゃって、何とも欲張りなやりたい放題カラーです。
たしかレベルにもイカ金グローエッジありましたね。
そして5投目でロッドを持つ左腕が攣ります。
体調不良の時はいろいろ起こります。
攣り止めや攣り防止サプリ
を持ってきておけばよかったと思いつつ、撃投ピンクグローも投げ結局20投程してやり切った感と共に車に戻りました。
今日の晩御飯はしっかりとタンパク質をとろう。
家に帰ると鍋の中で、男女で釣ってきたデカイクロホシフエダイが牙を剥いてこっちを見ています。
釣りで酷使した体に、自分で釣ってきた魚のタンパク質がしみわたります。
まだまだ修行が足りません。
使用タックル
ロッド:COLTSNIPER XTUNE S908XH
リール:SPHEROS SW 8000HG
ライン:PE4号
リーダー:24号
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