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2017.08.21

ナブラで1ストライク

●釣行日    :2017年7月1.2日
●ポイント(場所):五島(あじか磯釣りセンター)
●氏名     :上津原 勉

●使用ルアー/ジグ :撃投ストライク125g、撃投ジグ125g、レベル80g.100g、エアロ95g
●使用フック/サイズ:ロックシワリカット真鯛14号 他
●魚種/全長(cm) :ヤズ75cm、イサキ

 

7月頭に様子見で五島へ。

ヒラゴが多い時期ですがたまにデカイやつも当たるので、ストライクを携え磯に上がりました。

 

磯に乗ると狙った方向の潮が流れていますが流れのスピードが理想よりちょっとゆっくりです。

流れの当たるカケアガリにタイトにいろんなジグを入れていくも全く当たりません。

いきいきとした流れもなかなかやってきません。

 

海は穏やかですが雲が近づいてくると10m/s近い風が吹いてきます。

 

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天気予報ではかなり風が弱い予報でしたが、磯ではというか、海ではよくあることです。

これくらいの横風でジグがストライク125g、ラインは風にとられて風下へ膨らみすぎ

ないようにいつもより細めのPE4号で通します。

 

たまに水面付近にイワシが小規模で固まっていてどんどん移動していきます。

それに単発でボイルしていますが移動スピードが速く、深追いしてもあまりいいことが

待っていなさそうなのでストライクでカケアガリをしつこく狙い続けていると、

70mくらいの距離でちょっと規模が大きいナブラがたちこちらへ向かってきます。

これはチャンス!

ナブラの先頭付近にストライクをぶっ込んで2秒くらい沈め、ロッドティップを

下に向け2秒で3ジャークくらいの下方向へのショートジャークのワンピッチをやっていると

ドスンとジグを止められヒット!ヤズ3.6kgでした。

 

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ストライクはショートジャークではジグが泳ぐスピードが落ちてくると

自ら水に当たりに行くようにパンっと頭を横へ向けて側面が水に当たって止まります。

横を向いて止まる時と力の入れ方によってはたまに横を向かずに縦方向の小さなターンをして

ターン後半でキラキラとローリングします。

泳いでいる小魚を見ているとピンピンピンと角のある方向転換をしているのをよく見かけます。

ショートジャークを続けることで小魚がピンピンピンと方向転換をするようにジグの

頭の向きを変え続けてのヒットでした。

 

自ら水に当たりに行くように頭の方向を変えたりターンしながらローリングする

この動きはフォールを意識しなくてもよくヒットしてくる為、左右非対称ロングジグの僕の中の基本の泳がせ方です。

過去ロングジグに極端に偏ってヒットした経験から、

1秒3ジャークペースでジグをピンピン方向転換させキラキラさせ続けて反応してくる魚がいるか試すことをよくやるのですが、

ジャークペース、ジャーク幅、レンジ、フォールを入れるかどうかなど、

ジグって自由自在でよく釣れる本当に面白い道具ですね。

10回投げて10連発ヒットとなるのは、プラグではなくてジグでの経験しかありません。

 

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フックはロック5/0とシワリ4/0のコンビ。ソリッドリングは5.0

掛かり方が違うフックの組み合わせを去年から試しているのですが、

2本の違う性能での相乗効果があるのか、それともお互いの足を引っ張り性能が相殺されてしまうのか、

はたまた特に意味はないのか・・・どんな掛かり方をして上がってくるか毎回ワクワクします。

 

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フックの種類、サイズ、アシストの長さなど組み合わせがめちゃくちゃ多く、これはかなり長く楽しめそうです。

今回はロックが口の外に掛かり針先が頭部へ滑って刺さったようで、その後シワリが頭部に刺さったのでしょうか。

口元にこんな傷が付いていました。

 

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胃の中はこのサイズのカタクチでパンパンでした。

 

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夜はご同礁させて頂いた底物師の方と並んでイサキのカゴ釣りで1キャスト1ヒットの入れ食い!

 

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かわいいサイズはシマシマで目がクリクリしています。

もちろんリリース。

 

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ケミホタルが流れの方向を教えてくれますが、流れの方向が少しずつ変わっていき

気持ちよく沖に流れ、暗闇の中で感じる道糸の膨らみ具合の変化・・・

あの瞬間、タイが食ってきそうと感じるあの感覚、これはルアーでは味わえない流す釣りの気持ちよさです。

結局タイは当たってきませんでしたが、やっぱりエサ釣りもとっても面白いです。

翌日はイワシが少なくなり、イワシの群れが昨日と比べてとても小さくなりました。

ジグにもプラグにも全く反応がなく、ナブラも全く立ちません。

 

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夏におすすめの即席担々麺を食べながらじっくりと海中を観察します。

ルアーの釣りってグレのフカセ釣りなんかと比べると海中をじっくり見る時間が少なく、

海中よりも海面を広く見ていることのほうが多いなと改めて感じつつ海中をじっくりと見ていると、

10mくらいのところで1匹のイワシが水面をクルクル回り始めました。

食ってくださいと言わんばかりのこの動き、イワシの側面が太陽の光に反射してキラキラし続けます。

ストライクやレベルのローリングのキラキラとイワシの側面のキラキラがよく似ているなと思いながら観察し続けていると、

何だかわからない長いでかい魚が潮上からゆっくりと泳いできてイワシによって来るでもなく素通りしていきます。

それでもイワシは水面でキラキラし続けます。

今度は黄色い線がくっきりと見えるヒラスみたいヤツがイワシの下にスッと現れて

明らかにイワシを見ていますがこれも食わずにスーッと深く沈んでいきました。

当たってこないし、水面のイワシも食われないけど、やっぱ狙いの魚はいますね。

一先ずナブラで1ストライク、そんな7月の五島の磯でした。

 

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使用タックル
ロッド:COLTSNIPER XTUNE S908XH
リール:SPHEROS SW 8000HG
ライン:PE4号
リーダー:90LB

2017.08.21 10:22 | Categories:撃投釣果投稿
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