【担当者より】・「投技ジグにトリプルフックがついてないのはなぜですか?」 と、さきほど質問をいただきました。
本日も撃投サイトの閲覧、レポート
ともにありがとうございます。
弊社は本日がお盆休み前の最終出荷日ですので、営業マンのわたしも
バタバタで、さきほどまでお客様のお店におり、注文をいただいていました。
きょうも
いまから昼御飯です。
さきほど、営業先のジグ売り場前で
二人のアングラーからお声をかけていただけました。
撃投サイトをごらんくださってるそうな。
そのときに尋ねられた質問が
投技ジグや、次郎に
「なぜトリプルフックがついてないんですか??」
というものです。
それに対しては非常に明確で
実践的な理由があります。
これは、ジグの釣りをするうえで
とても、とても、とても重要な
お話なのであらためて
長文でお話しするつもりですが
本日は、そのタイトルだけ書きます。
★トリプルフックがついてない理由その①★
【エビになりやすい】
エビになるとワンキャスト無駄になってしまいます。とくに時合いではこのロスは痛い。
エビになるのを恐れるるあまりジャークの幅も制限され、誘い操作の多彩さはスポイルされます
★トリプルフックがついてない理由その②★
【根がかりやすい】
軽いジグほど着底感が乏しいです。つまり着底を関知しにくいですから、根掛かり率は高くなります。
そこにトリプルフックがついていたら、場所によっては釣りどころではなく、財布も悲鳴ですよ。
★トリプルフックがついてない理由その③★
【ジグの動きが、死ぬ】
トリプルフックをリアにつけるということは
まるでジグに動きを制限する
パラシュートをつけるようなものです。そもそも
魚を誘う「自然な動き」→「追尾」→「バイト」
という流れになるはずが、動きがスポイルされると
追尾段階で見切られます。
ざっと上記三つです。
「なぜトリプルフックが必要なのですか?」と逆質問させていただくと、
「掛かりそうだから」とのことでした。
それは確かに。
それに対しては、思うこと。
青物を相手にするのなら特別に理由がない以上
リアフックにトリプルを装着することで
上記の3つを上回るほどの
メリットが見当たらないのです。
それがわたしの考えでしたので
参考に、と思いお話ししました。
とても、正直なおはなしです。
どうやらわたしが文章を書くときに
なんらかの確信をもっているときは
言い切り型になるようです。
今回もそうです。
撃投サイトにレポートくださる
方のジグにトリプルフックが
ついている例は
なにか特別な状況以外ほとんど
ありません。
まず、ついてないですね。
それも、統計的なものといって
いいのではないでしょうか?
魚がバイトする(掛かる)ためには
ジグが、根がかりや、エビなどの嫌なトラブルから解放され
魅惑的に水中を泳ぎ
さらにその流れをよどみなく
長く繰り返すこと。
継続するほうがいい。
そこに、トリプルフックが有効かどうか?
弊社のジグを担当する立場としてそれににたいする考え方の
ベースにあるのは上記三点です。
お二人は、とてもちゃんと話を
聞いてくれて
次郎と、早掛を購入してくださりました。
ほんとうにありがとう!
ぜひ釣ってください。
すごく、嬉しかったんですよ。
ほんとありがとうございました。
お盆休み、釣りにいかれるかたも多いかと。
熱中症や、安全面にくれぐれも
気を付けてください
またキャスト時は必ず後ろを確認願います。
ざっと書いて、読み返してませんが、皆様よい休みを、よい釣りを! お仕事のかたは頑張って。
次回は8月17日のアップとさせて
いただきます。
よろしくお願いいたします
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