久々のキハダ
●釣行日 :2016年5月末
●ポイント(場所):男女群島
●氏名 :上津原 勉
●使用ルアー/ジグ :撃投ジグ85g 125g ロックダイブ、ロックジャーク、キングスラッシャー、ドリフトスラッシャー、自作プラグ
●使用フック/サイズ:STX-1/0~4/0 ロック9/0
●魚種/全長(cm) :キハダ、カンパチ、スマ、ハマフエフキ、サメ、アカハタ他
●使用タックル :
ロッド:COLTSNIPER XTUNE S1006H/PS、S908XH
リール:STELLA SW14000XG
ライン:撃投PE5号、PE6号
リーダー:ナイロン90、100LB+フロロ100LB
改めて思うことですが、
磯にのることができる事、
磯で釣具を手に取ることができる事、
磯で釣りができる事、
磯釣りを通して多くの方に出会うことができた事、
その全てに、心から感謝致します。
磯から狙うターゲットの中で、私にとって男女のキハダはやはり特別です。
とんでもなくデカイキハダが跳んでいる海域に週末に行ける事に、今日の渡船のシステムを構築してこられた先人の方々に本当に感謝致します。
この海でこの魚に、かなり振り回されてきました。
誘い出しで簡単にドカンと出てくる時もあれば、キャストのタイミングと着水点にとてもシビアだったり、目の前を悠然と移動していく群れにただただ翻弄されるばかりで全く食わせることが出来なかったり、3日間磯の上にいて2秒程現れたり、全く現れなかったり・・・男女まで行って丸ボーズをくらおうが、また行きたい、また釣りたい、と思わせてくれる海と魚です。
そんなキハダを久しぶりに磯の上に引きずり上げる事ができました。
サイズは非常にかわいく7kg台とこれまでで最小ですが、磯に横たわる虹色に輝く魚体と、キハダの独特な匂いを感じると、キハダを釣った実感が湧いてきます。
キハダがよく現れるのは、やはり潮表の磯。
男女は潮流が卓越した海域の為、時間によって潮表の磯は変わっていきます。
潮表の磯にいると数百メートル程沖合でデカイキハダがドバーンと水柱を立てていることがよくあります。
そんな時は経験上、自分がたっている磯の近くにもキハダがいる可能性が高いと感じています。
どんなルアーにしろ、突然ドカンとかスーッとキハダがルアーを見に来ます。
この時も沖でデカイキハダが跳んでいました。
潮表の磯で、流速が変わるタイミングで、本流と反転流がぶつかり合い吸い込まれる流れが発生する場所。
その吸い込まれる流れの入口が足元から30m程の至近距離にあり、そこにポッパーをしつこく入れていたら、キハダがスッと現れてルアーを咥えていきました。
近いから合わせも効きやすい。
至近距離でのヒットは、キハダを獲りやすい条件の一つだと思います。
対照的にロングキャストでの沖でのヒットはなかなか合わせが決まりにくく、これまでに経験した中でも90m程沖で着水直後にドカンと出て手前に突っ込んでくるヤツが非常に難易度が高いと感じています。
距離がありテンションがかけずらい上、手前に突っ込んでくると急いでリールを巻いてもラインへの水の抵抗で海中でラインがたわんでいるのか、手前への突っ込みが止まりガクガクされるとすぐにフックアウトしてしまいます。
この経験をしていた時はまだSTを使っていました。
針先がのっているだけで全く刺さっていない感覚です。
これに対処する為に、最初のドカンでどうにか針を刺すことができないかと考えると、頭の中に思い浮かぶのはシワリです。
そこで作ってみたのがこれです。
シワリ段差トレブル
シワリフレキシブルトレブル
どれか1本が貫通すれば、柔軟性のあるロッドを使えば何とかなると考えての事でした。
このフックとSTX。
これらのフックで沖での着水直後のヒットでの手前への突っ込みは、未だ経験できていません。
キハダに出会えるタイミングは決して多くないので、いろいろ試したくてもなかなか物事が前に進みません。
このじれったさも磯のキハダ釣りの魅力の一つかもしれません。
このとき一緒に磯に上がった方の一言が非常に印象的でした。
「船からやると魚探に魚が映っているのになかなか釣れないけど、磯からは何でこんなに釣れるんだろう。」
ミノーのジャークで、ジグのワンピッチで、終日ポロポロと釣れ続きました。
相変わらずロック9/0の上顎へのえぐいフッキングは安定感があります。
沖磯にいると、ショアジギングより「磯ジギング」の方がやっぱりしっくりきますね。
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