389・沖ノ島へ通い続けてようやくの1匹
●釣行日
2025年11月22日
●ポイント(場所)
高知県宿毛市沖ノ島 大小島船着き
●お名前
nk0511
●使用ルアー/ジグ
マリア ラピードf160
●使用フック/サイズ
JF-39 ジガーミディアム チェイス 5/0 自作ツインフック
●魚種/全長(cm)
ロウニンアジ 70cm 4.7kg
●釣果コメント
お世話になります。
高知県高知市のnk0511と申します。
長文・乱文お許しください。
2025年の開幕にあたりオフシーズン(1~4月)は
フック製作に勤しんでおりました。
このブログを見る限りプラグ用のシングルフックは
ジガーミディアムチェイスを選択される方が
多い様に見受けられましたので、
シングルよりも接点が多くなるツイン、
また啄む様なチェイスも掛けにいけるように
リアアシストは気持ち長め、
かつ完成時にST-66 1/0と同じ重量になるように
拘りました。

オフシーズンに製作した
自作ツインフック・ジグ用フックの出来栄えを検証すべく
6~10月末まで、沖磯へ8回程通いました。
磯に上がってからはスマホを触らず毎回投げ続けましたが、
狙いの魚(カンパチ・キハダ・GT)には
見向きもされません。
中にはチェイス等ありましたが、鈎掛かりもしません。
唯一釣れたのは虫ヘッド+キビナゴにて
タマン・ギンガメアジ・紋付イサギのみ。
完全坊主の日も多く何度も心が折れそうになりました。
2025年はもう行くのを止めようと思っていましたが
船長への挨拶がまだ出来ていなかったので、
挨拶目的で釣行を計画。
今年最後だと告げると
ポイント的には良い磯へ上げて頂けました。
渡磯後、ミノー・プラグを投げるもチェイス無し。
海中の潮の動きを確認する為ストライク85gを投げるも
潮の抵抗感じず。
しかしながら着底迄25~30秒程時間がかかるので
それなりに水深があると判断し、ジグで勝負。
開始から1時間程度経ったところで
横風があまりにも激しく吹き始め、
海中でのジグのアクションが
自分のイメージ通りに出来ているかさえ
分からなくなりました。
その状況に嫌気がさし少し移動。
ある程度広い磯なので風裏まで回ってきました。
海面の状況も先程迄と違って穏やか。
ジグを投げるも着底迄8秒程と浅い。
ここはプラグかと海面の様子に合わせて
暴れ過ぎないラピードf160を選択。
1投目で後ろに何かモヤっと出ました。
魚がいるなと判断し2投目を丁寧にアクションさせると
プラグの50㎝程後ろで激しい水柱。
その後直ぐに2回目のアタックをしてくるが
これもミスバイト。
3回目のアタックで漸く竿先が引っ張られました。
『喰った!、魚は何?』と思いながら
渾身の合わせを何度か入れ
鈎が綺麗に掛かっているのを願って
無我夢中で手繰り寄せました。
足許付近から浮かせて来ると何と魚体はロウニンアジ。
プラグを丸呑みだったので
足元の攻防は安心して抜き上げ場所まで誘導出来ました。

プラグ丸呑みだったので4本共に口の中に掛かっており
外れる心配は無しでしたが、
4本の内の1本はひん曲がっていました。
どういう状況でこうなったのか理解できませんが
兎に角、自作ツインフックが途中ですっぽ抜けすることもなく
無事魚を連れてきてくれた事実に安堵。
暫し放心状態。嬉しいというより報われた瞬間でした。


投げ続けるのも大事ですが、通い続けることも大事ですね。


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