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2019.06.17

【担当者より】・ ジグで追尾を感じとる

いつも撃投サイトを楽しんでくれる
皆様ありがとうございます。

今日は
ちょっと観念的なお話しを。

ロッドやラインに干渉する
大きなうねりや波、風雨など
が少ない場合

ジグは「感度」を
頼りにした釣りができルと思います。

魚の追尾やじゃれつきが
集中していれば関知できるからです。

これは
ジグやスプーン、リップレスミノーやシンキングペンシルなど、過剰に水を掴みすぎないシンプルなルアーだけに
許された釣りだと思います。

リップつきのミノーや
バイブレーション
ワームにジグヘッドなど
水を掴みやすいルアーの場合

追尾している魚が大型の場合以外は
それらの気配を感じとることが
難しいようです。

このあたりの「水圧」感覚は
ある種、魚釣りの肝のように思ってます。

鮎でのオバセ
渓流で、ガンだまの先の浮上と沈下
磯フカセでのハリスの張り

囮やエサを
流れに馴染ませることで、成立する釣りに対して

ルアーフィッシングのほとんどは
ラインを巻いて、なんらかの流れの抵抗を感じとる。場合によっては逆らうことでルアーが動く。

強引だと思います。

メバルの極小ジグヘッドや
スプリットショットなどは
ちょっと例外で
流れに馴染ませる感覚もありますけど

ルアーはほとんどの場合
流れに馴染ませるのではなく
逆らいます。

 

けれども、それでも、そこに
流れを関知しつつ、馴染ませるような
感じかたをし始めたときに
魚のシグナルが関知でき
はじめるような気がします。

 

メタルジグは、その釣りが可能になります。

水中において程よく水圧に絡む
シンプルな金属片
メタルジグ。

巻きと沈下。
糸の張り。

ここのところ
担当エリアでもある
神奈川県の西湘や
静岡県の各サーフで小型青物、ワカシ相手に
集中して釣りをしてみて
改めてそれを感じます。

ワカシや、ツバスは、釣れるときは
バタバタ数つれます。

けれど、横並びで
よーーく見てみてください。

横並びで釣っていても
釣る人と釣らない人は
ダブルスコアどころか
トリプルスコアの差になります。

一定の人だけが他のひとよりも
釣り上げていく。

また、バタバタ釣れ盛る時間帯が
終了したとき、コンスタントに釣る
人もいらっしゃいます。
上手い人は、どこに必ずいる。

「釣った」と「釣れた」
の差ともいえるでしょうし
明確に腕の差でしょう。

さらには、ローカルで釣るだけでなく
「どこへいっても釣る人」というのが
少なからずいらっしゃいます。

そうなると
特別な人ですね。

感じとることが得意なんだと思います。

そういう人を見ていると
自分ももっと上手くなりたいなぁと
やっぱり思います。

感じているか、どうか?
感じ取ろうとしているかどうかの
違いかもしれない。

先日もサーフで定年後ずっと浜に来てるという感じの常連風のおじさん
(わたしも、おじさんですけど定年まで5年あります(笑))

は、わたしの左隣でトリプルスコア。

 

_20190615_135235

 

短い小一時間ほどの時間のなかで
それだけの差がついた。

わたしは、おじさんが最後のキャストを終えたタイミングを見計らい。
いくつか、尋ねました。

そこには、はっと気づくことが
ひとつありました。

ここでは書きませんけど(笑)

魚から、教えてもらい。
人からも教えてもらう。

自分の知識なんてまだまだ、増やしていけるなぁと。

なんの話でしたっけね?

そうそう、感度の話です。

そのおじさんもジグケースを見せてもらうと、ジグにもいろんな工夫が
してありましたし

ジグの操作のことについても
自分なりの考えをお持ちでした。

やはり、操作で
ジグにかかるテンションを
「感じとる」ことにジグの面白さを
感じ取ってらっしゃるようでしたね。

大きな魚を釣り慣れていたりする
人のなかには
ワカシや、ツバスを

「なんだワカシか」、
「ツバスかいな」
みたいな言い方をする人もいますけど

内心、申し上げたくなりますね

「ツバスのことをそんな風に小馬鹿にして言うんなら、今から目の前で手本みせてくれませんか?」

 

ま、メーカーの立場だし
よう言いませんけどね(苦笑)

喉元まで出ますよね。

あまり、いい気はしません。

 

サーフのワカシでも
波止のツバス釣りも
そこから得られるこなにかは膨大です。

離島や沖磯
オフショアで
大きな魚を釣るのももちろん
面白い。

しかし、小さな魚を真剣に
誰よりも、釣ってみる釣りもおもしろい。

離島の磯でデカイ魚釣れるなんて
当たり前だし

ましてやオフショアで
船長の「はい二時の方向に投げて」
で魚が出るのも、網で掬ってもらえるのも当たり前。

そんなのは
釣りのキャリアたかだか一年でも

お金と時間がある人ならば
誰でもできることです。

すぐに、できます。

 

ん、なんの話でしたっけ?

あ、感じとることでしたね。

 

金属片の釣りは、
感じとる釣りができます。

それは、やっぱり積み重ねのようなもので

そこも釣りの醍醐味です。

先日のサーフで、自分のトリプルスコアの作業着のままのおじさんの話しは
なかなかに奥深く
自分には貴いものに思いました。

 

ここ、読んでらっしゃるかなぁ?
読んでないだろうなぁ。たぶん(笑)

また、隣で投げさせていただきたいものです。

10日ほど前のことです。

2019.06.17 09:31 | Categories:担当者より
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