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2018.05.09

隠岐モンスターとまさかの遭遇

●釣行日:2018年4月29日~30日
●ポイント(場所):島根県隠岐(浜吉丸利用)
●名前:担当者2
●使用ルアー/γ90-L、BF60-170他
●使用フック/サイズ:ブループラッガー5/0~7/0
●魚種/全長(cm):ヒラマサ80cm超1匹、ブリ~メジロ28匹

GW前半戦は、シーズンスタートから好調をキープしている島根県隠岐の島へ釣友らと釣行してきました。
大型が回遊していると情報があったものの、まさかあんなことが起こるとは…。

渡船は浜吉丸さんを利用。
出船は2時とのことでしたが、さすがは連休。
早めに乗り場に着いたにもかかわらず、すでに荷物の積み込みをしている方も。
顔見知りの方や別で来ていた新入社員の一森君と、準備をしつつ情報交換や雑談をしている内に、予約客が集まるのが早かったせいか予定よりも少し早めに出船。

波が落ちた隠岐海峡をしばらく走り、島前エリアに到着した頃はまだ真っ暗。
今回の希望磯は11時に空くとのことでしたので、近くの磯に下ろしてもらってしばらく待機しながらの釣りとなりました。

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夜が明けるのを待ってからジグ、ダイビングペンシルを投げ倒しますが、潮がほとんど動かず、釣れる気配はありません。

IMG_1093

 

朝マズメが終わり、しばらくするとツバスかハマチのシラスナブラが時々射程圏内にまで入ってくるも、小型ジグまで投入しましたが反応はなく、アタリもないまま磯替わりの時間に。

磯を替わると、強い南西風に押されてか潮は適度に動いており、潮目には流れ藻も。
別磯にいた馬場さんはブリやヒラマサを上げており、潮さえ動いていれば何かは釣れそうな気がしました。

こちらでもジグ、ダイビングペンシルを投げ続けます。
12時を過ぎた頃でしょうか。
潮下の200mほど沖でハマチ~メジロぐらいのサイズの小規模なボイルが発生。
期待が高まります。

しばらくすると強風に乗せて遠投していた私のダイビングペンシルに当たりがあり、3度目のアタックでヒット。
待望のヒラマサかと思いましたが、走るだけで全く潜らず、姿を見せたのは70㎝ほどのメジロ。
フロントアイに2本、リアアイに2本セットしていたブループラッガーがしっかりフッキングしているのを確認し、磯にずりあげてランディングしました。

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タイドプールに入れて写真を撮っていると、上野さんにも同型のメジロがヒット。
そして野村さんにも。
これがメジロ祭り開幕の狼煙でした。

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群れが接岸すると数キャスト毎に反応があり、65~70㎝クラスのメジロがコンスタントにヒット。
90㎝弱のブリクラスも混じりました。
3投連続ヒットも。

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ヒットは50~100mほど沖で、チェイスしてこない限りはあまり手前ではアタリがありません。
魚影の割に食いはやや渋く、チェイスのみで終わることや、弱いバイトのみということもしばしば。
後でベイトが小さいと聞いたので、もしかしたらそれが原因なのかもしれません。

しかし、釣っても、釣っても、メジロ。
ヒラマサのヒットはありません。
アタリがあるのはトップのみで、時々ジグを投げてもなぜか当たらず。
ベイトフィッシュが表層に集中しているのでしょうか。

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贅沢過ぎる悩みですが、メジロはもう十分釣ったので、何とかヒラマサを釣りたいと投げ続けたものの…結局メジロを19匹上げたところで時合いが終わり、この日はヒラマサの顔を見ることなく終了。
日没後は虫ヘッド+オキアミボイルやワームでメバルを釣り、尺弱までを十分にキープし、満足して就寝しました。

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翌日もまだメジロ祭りは継続しており、夜明け後しばらくするとトップへの好反応が続きました。
当日少しだけ撮った動画はこちら

今日もヒラマサは出ないのか…と、少し諦めながら釣り続けていると、4匹釣った後に激しいアタリがあり、ヒットした直後は底へ向かって一直線。
待望のヒラマサとのファイトが始まりました。
そこまでは大きくなかったですが、油断するとあっさり根ズレで切られるのがヒラマサ。
後悔しないよう、身切れ上等のラフファイトで強引に寄せ、上野さんにギャフ打ってもらってランディング。
80㎝を少し超えるまずまずサイズで、ブループラッガーが閂をがっちりととらえていました。

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これで状況は変わったのかと思いましたが、メジロ祭りは勢いが衰えたもののまだ終わりません。
ぽつぽつと惰性でメジロを釣っていると、8時ぐらいに予期せぬ出来事が発生しました。

上野さんが沖でヒットさせたメジロを足元近くまで寄せた時「何かが付いてきてる!」と声を張り上げたので、まぁメジロでも付いてきたのだろうとそちらに視線を移すと、なんと釣れ盛っているメジロの倍ぐらいはある巨大なヒラマサがチェイスしてきたではありませんか!
これには磯上の全員が大興奮。
このチャンスを逃すワケはなく、キャストしようと構えていたら、驚くべきことに巨大ヒラマサは「メジロが付いたまま」のマラペンを奪い取りました。
まさかのツインヒットです。
ヒットしたヒラマサは、メジロが付いているとは思えない物凄いスピードで北へ走り去り、残念ながら1秒ほどでフックアウト。
大型が回っているとは聞いていましたが、まさかこんな出会い方をするとは…。
恐らくもう一生見ることがないであろう光景を目にし、しばらく興奮を抑えきることができませんでした。

モンスターを目撃したので、デカマサはまだいると信じ、残り時間は集中して投げ倒しましたが、上野さんが私と同型ぐらいのヒラマサを2匹キャッチし、全員がメジロを数釣って、GW前半の遠征は幕を閉じました。

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当日、オフショアのキャスティングでも17キロのヒラマサが上がっており、今シーズンの隠岐は数、型ともに絶好調。
このチャンスを逃す手はないかと。

担当者2 西浦伸至

2018.05.09 17:23 | Categories:撃投釣果投稿
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