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2017.11.13

久しぶりのショアヒラマサ

●釣行日    :2017年11月10日
●ポイント(場所):千葉県鴨川市
カルティバフィールドテスター 渡邉長士

●使用ルアー/ジグ:ダイビングペンシル
●使用フック/サイズ:STX-58#3/0
●魚種/全長(cm):100cm、7.2kg

 

こんにちは。カルティバフィールドテスターの渡邉長士です。

今回は千葉県外房のショアヒラマサのレポートをしたいと思います。

 

ここ数年は地元・外房のショアマサに熱中していましたが、実は今年はショアマサにあまり行けてない状況が続いていました。

というのも、春のベストシーズンに磯で転倒してしまい手の指の靭帯を切ってしまいオペをしたのでパワーゲームはしばらくできなかったのと、

アジングの取材なども多かったのが理由ですが、最近は指もほぼ治り久しぶりにショアマサに行ってみました。

 

日の出の早い外房は今の時期だと午前6時ごろに日が昇るので、朝マヅメはだいたい30分前の5時30分ごろ。

そのマヅメの時間に合わせて磯へ向かうと、磯の周囲にはエビ網のブイがあり回収されるのを待つことに。

 

 

何隻もの船が網を回収していき、6時ごろ全て終わりやっとキャスト開始。

 

DSCF3604

 

波はほぼ無く水色も良好。水温も適温なので、こんな日はトップしかないでしょう。と16cmのダイビングペンシルを選択。

フックはSTX-58#3/0。詳しいことは後述するが、普段はジガーミディアムロックで自作したシングルフックでやる場合が多いが、今回はSTX-58を選択。

ここの磯は手前の5mほどにブレイクがあり、足元は水深2mほどでブレイクの先は7~8mほどある場所。

深場にも沈み根が点在し居つきのヒラマサも多く、釣れる時は最初の数投で何かしらの反応がある場合が多い。

ドックウォークのようなアクション&ポーズで攻めていると、やはり数投目にチェイス。

次のキャストはその少し沖に着水させ誘っていくとまた水面が盛り上がり重量感が伝わってきた。

アワセを入れてフッキングを確認し、ここからが正念場。

下に潜ろうとする魚を素早いポンピングで少しでも早くラインを巻き取り、強引に浮かせ足元のブレイクを越さなくてはならない。

魚が寄ってきたものの魚体はまだブレイクよりも下にある。このままではヤバい。ラインも少し擦れている感触が伝わる。

でも、今回はトリプルフックなので勝負に出なければ磯や海藻にスタックしてしまう可能性が高い。

強引に浮かせにかかると魚体が見え、ブレイクをなんとか超えた。ここまでくればほぼ勝利確定。

しっかりフッキングしているのを確認し、磯へとズリ上げる。

キャッチしたのは100cm、7.2kgのなかなかのヒラマサ。

 

DSCF4957 - コピー

DSCF4945 - コピー

DSCF4940

 

 

実はその後もチェイスがあり、魚はまだまだいそうでしたが仕事の時間もあり6時半ごろには納竿としました。

 

 

さて、トリプルフックとシングルフックの使い分けですが、自分はポイントの難易度によって変えることが多いです。

ヒラマサはご存知のようにヒット後は根に突っ込んでいく魚。

根に入られた時はトリプルフックの場合だとフックが海藻などに掛かり引きずり出せない場合が多くなってしまうが、

その点、シングルフックでは海藻に潜られてもズルズルと出てくる場合が多く、今回のポイントのようにブレイクがキツイ場合はシングルフックを多用します。

簡単にいえばトリプルのメリットはフッキング率が高くデメリットは根に潜られやすい。

シングルのメリットは根に潜られても出しやすく、デメリットはフッキング率がやや下がるといったところでしょうか。

 

DSCF4969

 

 

では、なぜ今回はSTX-58にしたかというと、今の時期は春に比べれば海藻が少なくヒラマサのアベレージもやや小さいのでトリプルがベストだと思ったから。

写真は同じポイントで春に撮った水中写真。こんな感じでカジメが手前には繁茂しています。

DSCF3559

 

ポイントによってはトリプルフック一択の場所もありますし、逆の場合もあります。

ちなみに、最近はシングルフックをジガーライトシワリにする場合もあります。

 

DSCF4980

 

シワリの特徴はテンションの掛かっていない場合のバイトでもハリ先が立ちやすくフッキングしやすいので、トップでのポーズ中のバイトには最適だと思います。

皆さんもご自分のホームグラウンドや当日のポイントによってフックを使い分けてみてはいかがでしょうか。

2017.11.13 09:37 | Categories:フィールドテスター
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