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2026.07.09

154・自分で仮説を立て自分の信じた場所で単独でキャッチした初GT

●釣行日
2026年6月14日

●ポイント(場所)
南西諸島 沖磯

●お名前
りんたろう

●使用ルアー/ジグ
撃投ストライク150g、撃投レベル130g、ペグマ200XS、ストライクプロ200、沫那美神190

●使用フック/サイズ
ジガーミディアムロックアシスト9/0、ビッグゲームプラグアシスト15/0、ST66 4/0

●魚種/全長(cm)
GT 135cm 28.4kg

●釣果コメント
いつもお世話になっております。
梅雨明けが待たれる今日この頃、
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
今回は南西諸島GT遠征に行ってまいりましたので
その際のレポートをお送りします。

今回で3度目となるGT遠征ですが、
今のところチェイスすらなしの
非常に厳しい状況が続いております。
しかし、毎回ただボウズで帰っているわけではなく、
自分なりにGTに対する情報を集めていました。

その中で分かったことは、

①GTはかなり警戒心が強いということ
②ドシャロー帯にも好んで回遊してくること
③トップだけでなくアンダウォーターも強く探る必要があること。

大きくまとめると、この3つです。

あくまで個人的な感想ですが
ここから推察するにGTへの効率的なアプローチは
瀬泊まりが前提で、

・日中の警戒時はジグやシンキングプラグで
ディープエリアを攻略。
・ナイトで警戒が弱まっているタイミングは、
シャロー帯をトップなど高アピールのルアーでアプローチ

上記2点が理にかなっていると考えられます。
(自然相手なので場合によります)

そして今回は新たな検証として、
外洋側独立磯に渡礁、
釣行日は大潮新月の日を選びました。

一般論として、
月夜の方が海中プランクトンの活性が上がり、
食物連鎖の関係上
フィッシュイーターにも良いとされていますが、
警戒心の高いGT狙いということで
敢えて暗夜の新月を選択しました。

外洋側独立磯を選んだのは、
少しでも大潮の恩恵を受けたいからです。

そんなこんなで目的の磯へ到着し、
瀬泊まり1泊2日のスタートです。

渡礁した磯は、外洋側に位置しながら
ディープエリアとシャローエリアが存在する
今回の検証に最も適した磯でした。

そして本日の天候は曇り時々雨。
GTの警戒を解くにもベストな
シチュエーションと言えます。

タックルを組み終え、いよいよ実釣開始です。
前述の通り、日中は
アンダーウォーターメインで探っていきます。
使用ルアーは、お馴染みの撃投ストライクと撃投レベル、
その他シンキングミノーです。
シンキングミノーには、
太軸で安心して大型魚と渡り合える
ビッグゲームプラグアシスト15/0を使用しております。

今回のポイントの水深ですが、
沖で60m、手前側も30m以上とかなり深いです。
ベタ底で掛けると相当しんどいことでしょう。
まぁ、そんなことは
実際掛けてから痛感すれば良いものです。

そこから日没まで休憩なしで投げ続けましたが、
魚からの反応は得られませんでした。
しかし、同行していた仲間は
アンダーウォータープラッキングにて1バイト。
これは大きな収穫です。
やはり水深のあるエリアでは
GTの警戒が弱まるのでしょうか?
仮説の信憑性が高まります。

日が沈み、ここからはいよいよ本命のナイトゲーム。

ナイト開始から数刻後、
睡魔と戦っていると突然大粒の雨が降りだしました。
人間にとってはかなりキツイコンディションです。
ここは、体力温存のため休まざるを得ません。
しかし、飛行機遠征のため、
雨よけの道具はブルーシートのみ。
とても心もとないです。
結局ブルーシートに包まるもびしょ濡れになり
気分は最悪に。

疲れから2時間ほど眠ったでしょうか。
時刻は午前3時を指しています。
相方も起きたようで2人で黙々と投げ続けます。
自分はシャローエリアで、
相方はディープエリアでの勝負です。

今回は新月暗夜のためルアーの動きが確認できず、
安定して操作のできる
フローティングミノーを多用していましたが
反応はありません。
ここで、腹をくくりポッパーにチェンジしてみます。

その一投目でした。

聞いたことのない捕食音と同時に
強い衝撃がロッドに伝わります。
間違いなく大型の魚類がルアーに食いつきました。

大型魚は口が分厚く、フックを貫通させるには
しっかりとしたフッキングが必要になります。

私は無我夢中でフッキングをしました。
「しました」というより
「していました」が正しい表現でしょうか。
脊髄反射のように、
意識よりも先に身体が動いていました。

ST66の鉤先の鋭さもあり、
無事フッキングが決まったようで
そこから強烈なファーストランが始まります。

このとき、私は両手でロッドを立てて
耐える他ありませんでした。
暗夜で周りが見えない中、無理にファイトし
バランスを崩すと最悪の事態に
繋がってしまうからです。
幸いドラグが強めだったので、
早めにランを止めることができました。
巻けるときは巻き、魚が走り出すと
ひたすらロッドを立てテンションを与え続ける。
そんな攻防を続けること数分。
遂に魚影が見えました。
ファーストインプレッションは長ーい魚体。
イソンボ?大型のカンパチ?
少し白っぽい。もしかしてサメ…?
嫌な想像が膨らむ中、魚が反転。

反転の瞬間、しっかりと魚体が目に映りました。

GTだ!

それもデカイ!かなりデカイ!

問題はどう陸に上げるか。
相方は、ある程度離れたポイントにいるため
自力でランディングする他ありません。
慎重に磯を降り、リーダーを掴み、尾ビレに手を回す。
よし、掴んだ。絶対に逃がさない。
早く磯に上げなければ。

しかし想像よりも遥かに重く持ち上がらない。
ファイト後でかなり体力を消耗していましたし、
間違いなく身体の限界がきていたと思います。
ですが、ここで取らなければ全て無駄になってしまう。
私は声を荒らげ、最後の力を振り絞りました。

人間不思議なもので、
「火事場の馬鹿力」という言葉があるように
極限状態になるとパワーが限界突破するものです。
そのお陰で無事ランディングに成功しました。

少なく見積っても20kgは超えている。
30kgもあるかもしれない。

そんな個体相手なのでルアーは破壊され、
内部ワイヤーも湾曲していましたが、
ST-66とハイパーワイヤー#9だけは無傷でした。
オーナー製品が多くの人々に愛用される理由が
ここにあります。

相方を呼び計測に移ります。

全長135cm
重さは正確に測れず最低で28.4kg。
きちんと測れば30kgはあったでしょう。
しかし、そんなことはもう良いのです。

自分で仮説を立て、タフコンディションの中、
自分の信じた場所で単独でキャッチした初GT。
そこに価値があるのです。
今までの人生で一番感情が爆発した瞬間でした。
これが感無量というものなのでしょう。

しかし、これはスタート地点に過ぎません。
自分の身体より大きい魚を釣るまで
トライアンドエラーは続きます。
いつかモンスターと出会うその時まで
オーナー製品と共に。

ご愛読いただき、ありがとうございました。

2026.07.09 08:53 | Categories:撃投釣果投稿
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