【担当者2より】佐渡モンスターを求めて2025
ほぼ毎年の恒例行事となっている新潟県佐渡島遠征に先週末行ってきました。
ここ数年トビウオの回遊が乏しく、通い始めた頃に比べると数が落ちている感はありますが、今年は青物の気配が濃いという噂もあり、それなりに期待しての釣行。
5/30、仕事を終えて、佐渡の磯にチャレンジしたいという若手同僚の小淵君と会社からそのまま新潟港へ直行し、翌朝6時のフェリーで釣り仲間のキッカワさんと合流し、佐渡島両津港へ。
今回も高瀬漁港の芳福丸さんにお世話になり、10時前に出船。
昨年乗ったオンベには先行者の方々がいたので、そこよりも北側のネジマへ渡りました。
低い足場が広がっているものの、島の北側は高くなっているので、多少波が上がっても竿が出せそうな磯。
潮は北から南へほどよく動いており、地形的に青物がよく通りそうな磯。
足場が良い磯なので、まずはPE8号タックルで大型ダイビングペンシルからスタートすると、すぐにチェイス、バイトが連発。
なかなか食わせられずに苦戦していると、小淵君がブリをファーストヒット。
キッカワさんも続きます。
ある程度一通り投げた後は、初めての磯なのでジグで磯の形状を把握することに。
ストライク150g+ファイアフック7/0の組み合わせで転々と投げて調査すると、真西が一番深く、フルキャストで着底まで約40秒とかなり水深がありますが、50m沖ほどだと20秒ほどになっており、そのブレイクに沿って潮が動いているように見えたので、そのラインを魚が回遊すると推測。
トップに戻しますが、私の大型プラグにはチェイスやバイトが多いものの、なかなか食わせられずにいる中、小淵君が小さめのプラグでメジロをヒットさせていたので、とりあえず1匹釣ろうと、PE5号タックルにブルーフィッシュ60+ST-66#3/0をセットして投げると、すぐにヒット。
メジロのツインヒットでした。
モンスターの襲来に備えてPE8号タックル+隼120+ST-66#4.5/0に戻して投げ続けていると、徐々に波気が入りだし、それで活性が高まったのかヒット率が高まり、ブリやメジロがポツポツヒット。
中にはヒラマサらしきチェイスやバイトもありましたが、残念ながらヒットには至らず。
最終の16時で納竿としましたが、とりあえず初日に全員青物をキャッチでき、今年の佐渡の好調ぶりを実感。
宿泊は佐渡の定宿尖閣荘さんへ。
場所的に北にも南にも行きやすいですし、料理は美味しいし、最新のヒラマサ情報を交換できるのも嬉しい。
佐渡の食材をふんだんに使った訪れる度に美味しくなる夕食に舌鼓を打ち、ビールはもちろん、佐渡の地酒も堪能して就寝。
翌朝は5時出船。
北寄りの風が強くて波が高く、予約していたネジマには近づけず。
船長と相談した結果、岸よりの磯に変更しようとなったため港方面へ戻っていると、船はUターン。
オンベがぎりぎり乗れるとのことなので、二つ返事でそちらへ上がらせてもらうことにしました。
ドピーカンの潮なし日中でも普通にトップにヒラマサが出る佐渡ですが、朝マズメは特別。
ヒット率は高まります。
急いでPE8号タックル+隼120+#ST-66#4.5/0をして投げると、数投でヒラマサらしきバイトがあり、ヒット!
ヒットした瞬間から底に向かって走るので、強引にリフトしながら寄せ、磯際まで寄せてこれたところで少し安心していると、まさかのフックアウト。
強引過ぎたかもしれませんが、ラインブレイクよりはマシですので、気を取り直してすぐにキャストを再開。
次にヒットしたのはキッカワさん。
大型のトップで食わせました。
ブリも追加。
前日に比べると青物の回遊は少なかったですが、飽きない程度にチェイスや浅いバイトがあります。
釣り座をローテーションしながら投げ続けていると、ショアからヒラマサをまだ釣ったことがない小淵君が投げるリスペクト190Fにまさかのモンスターがヒット!
バイトした水柱で少なくとも10㎏はありそう。
しかし、相手があまりにも大き過ぎ、魚をリフトできないまま張り出した根に向かって走られてバラシ。
根ズレでのラインブレイクかと思われましたが、フックアウトでした。
佐渡は爆発的な釣果はあまりなくボウズ率は高いですが、一発が出る確率が高いのが特徴。
この一発を一度でも味わうと、翌年も佐渡へ訪れてしまう。
小淵君もきっと毎年佐渡へ足を運んでしまうことでしょう。
地元の方から最近はミノーが良いと聞いていたものの、サラシ打ち以外であまりヒラマサにミノーを使うことが無かったので、このヒットで古い考えをアップデートすることができました。
その後も小淵君のダイビングペンシルに良型のヒットがありましたが、そちらは残念ながら瞬殺でラインブレイク。
最後の最後までチェイスやバイトがありましたが、この日の釣果はキッカワさんの2匹のみ。
この日も16時に納竿。
尖閣荘さんで美味しい夕食をいただいて英気を養い、明日へと備えました。
最終日は4:30出船。
キッカワさんは始発のフェリーに乗るために宿で別れ、私と小淵君二人で初日に魚影が濃かったネジマへ再度渡礁しました。
迎えは12:45両津発のフェリーに間に合うよう10:30にお願いしたので、約6時間のチャレンジ。
渡礁してすぐにPE8号タックル+隼120+STX-68#4/0(吸水してしまって浮力が弱まったのでフックを軽くしました)を投げているとすぐにバイトやチェイスが。
しかし、やはりヒットにはなかなか結びつきません。
ルアーへの反応は悪くないのですが、何かの影響でヒットまでの最後の一押しができていません。
そうこうしていると小淵君のリスペクト190Fにまたもヒラマサがヒットするも、途中で急な方向転換をしたことでテンションが抜け、それをバラシと勘違いしてしまってテンションが抜けた状態が数秒あり、やりとりを再開するも恐らくそのわずかな時間が原因でフックアウト。
ブリとは違い、ヒラマサやカンパチにはファイト中の急激な方向転換がありますが、こればかりは慣れなので悔しいバラシだと思いますが、良い経験になったことでしょう。
風は弱く、波もなく、潮はクリア。
投げ続けているとバイトだけでなく、チェイスする姿も丸見え。
60cmぐらいのヒラマサの下にメーターオーバーも目撃できたり、20匹ぐらいのブリの群れがチェイスしてきたり姿も。
今年はブリ系が多いと尖閣荘さんが言っていましたが、本当にその通りでした。
9時半ぐらいにようやくヒットさせてブリをゲット。
最後の最後まで魚の気配があり、集中力を切らすことなく投げ続けましたが、その後はヒットはなく、帰りのフェリーに多少余裕をもって間に合う10時半に納竿しました。
ここ数年なら、1日投げ続けてチェイスやバイト数が0か1かの日が多い佐渡ですが、今年は当たり年と言われるほど青物の気配は濃厚です。
今年はシーズン開幕が遅れているようで、私が釣行する少し前にちょうど開幕した模様。
まだまだシーズンはこれからですので、皆様も佐渡モンスターを求めて釣行してみてはいかがでしょうか。
■PE8号タックル
ロッド:ドラッガーSX 95XH-3
リール:20ソルティガ18000XH-H
ライン:オッズポート8号
スペーサー:パワーハンター25号10m
リーダー:プレミアム万鮪50号/2m
ルアー:隼120
フック:ST-66#4.5/0、STX-68#4/0
■PE5号タックル
ロッド:ロックブロー106HH
リール:20ソルティガ10000XH
ライン:BroadPEx8 KIZUNA5号+パワーハンター20号10m+ピンクフロロ30号約2m
ルアー:ブルーフィッシュ60
フック:ST-66#3/0
担当者2 西浦伸至

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