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2025.03.13

担当者2より【ライトクエについて】

このクエの釣果画像は15年ほど前に磯師憧れの島長崎県「男女群島」で、青物JAPANという本の取材で訪れた際、撮影の合間に釣ったものです。
当時はルアーマンが男女群島へ渡ることはほぼなく、たまに見かけても大体知っている人(笑)
イシダイ、クエ、グレ狙いの方の中にお邪魔させていただいての釣行でした。
今やシーズンによってはルアーマンのほうが多くなるという状況となり、時代の変化を肌身にひしひしと感じます。

その頃から本格的にルアータックルだったり、イシダイタックルでのライトクエ釣りをはじめ、男女や五島、対馬、隠岐など磯泊まりの楽しみの一つでした。
今でこそ冷凍サバを箱で買って挑むようになりましたが、当時はスーパーで売っていた安い小アジや、エギングで釣ったイカを餌にして楽しんでいました。

夜の帝王を釣るクエ釣りは、当時あまり情報が無かったものでしたから、本やネットで調べたり、人づてに聞いたり、自分で考えたりして仕掛や餌、ポイントなど色々試したところ、ある程度コンスタントには釣果が出せるようになって今に至ります。

私も板バネを使う専用のクエタックルを持ってはいますが、専門タックルはウツボ祭り時や根掛かりが多い釣り場だと体力を非常に要するので、クエ釣りは面白いものの青物が本命の私は体力を夜に割くよりも昼に使いたいため、最近は疲れにくいルアータックルでの釣りがメインとなっております。
私ももうアラフィフ。
若い頃は不眠不休で釣りをしていましたが、体力はそれなりに落ちています(笑)

そこでルアータックル用に開発した仕掛が、5月から発売予定の「ライトクエセット」と「ライトクエフック」。
クエ仕掛けは強力なクエタックルを使用することが前提の仕掛けですので、強過ぎたり、フックが太すぎてルアータックルではバランスがよくありません。
そこでPE10号までのルアータックルを想定し、ベストな強度のワイヤー、フック、サルカン、各部パーツを選びました。
この釣りで特に辛いのが根掛かりとウツボですので、それをできるだけ避けられるようトーナメントムツというネムリが強いフックを採用しています。
早合わせが厳禁というクセが強いフックですが、カンヌキをしっかり捉えてくれることが多いので、使い慣れると武器になります。
色々語りたいことはありますが笑、製品の詳細な特長等は後日弊社webサイトやSNS、youtubeにアップされますので、そちらをご覧いただければ幸いです。

この仕掛の台紙には弊社のルアーブランド「カルティバ」ロゴが入っています。
なぜエサ釣りなのに「カルティバ」なのかというと、ルアーマンにもエサ釣りを楽しんでもらいたいという虫ヘッドと同じ裏テーマがあるためです。
せっかくの磯という素晴らしいフィールドで釣りをしているので、様々なターゲットを狙って欲しい。
新たな釣りと出会って欲しい。
釣り依存症(笑)である私から皆様への願いを込めた製品です。

まだこの釣りをしたことがない方は、この仕掛けでぜひチャレンジしてください。
そしてクエという魚に魅力を感じたら、ぜひ本格的なクエ釣りにも挑んでください。
磯の先達の方々が切り開いていった孤高の世界が、皆様を待っています。

※ライトクエでは小型のクエが釣れてしまうことがあります。クエは成長が遅い魚ですので必要以上のキープは避け、小型はリリースしてください。

本年度の撃投ブログは4月上旬に再開予定です。
新しい体制となりますが、もちろん恒例のオリジナルグッズが当たる撃投あみだは継続しますので、皆様どうか奮ってご投稿いただき、情報共有へのご協力よろしくお願いします。

担当者2 西浦伸至

2025.03.13 18:00 | Categories:担当者2より
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