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2023.05.22

76・初めての塩飽諸島ショアジギング

●釣行日
2023年5月13~14日

●ポイント(場所)
岡山県下津井沖の磯

●名前
担当者2

●使用ルアー/ジグ
撃投ジグレイドバック100g撃投ジグ85g105g

●使用フック/サイズ
ジガーミディアムロックアシスト5/0

●魚種/全長(cm)
ハマチ~メジロ50~69cm3匹

●釣果コメント

瀬戸内海の塩飽諸島。
一説には場所によっては激流で潮が湧くように見えるのがその名の由縁ということもあり、潮流が速いエリアで知られています。
春シーズンは以前チヌ、マダイ、スズキ、メバル釣りがメインのエリアでしたが、近年は春も青物の釣果が出だし、シーズンになるとショア青物狙いの方が多く訪れるようになりました。

複雑怪奇な潮がテクニカルで面白いと聞いていて、なかなか釣行する機会に恵まれずにいたものの、5月19日にRCC中国放送「FISHING TRIP」でショアジギングのロケを行うこととなり、5/13、5/14の2日間みっちりと下見をしてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。

渡船は岡山県倉敷市下津井のたい公望さんを利用。
渡船のシステムは、予約は不要で、乗船名簿を書く時に希望の場所を書くタイプ。
出船時間、帰港時間が決まっているので、希望の時間も書いておきます。

出船時間が近くなったら乗り場へ向かいます。
乗船人数が多い場合は2隻で出船するので、自分が希望する場所にどちらの船が着くか間違えないようにしましょう。

希望する場所に着いた時のアナウンスが特になかったので(島民の生活圏に近い場所もあるからだと推測します)、初めて乗る時は、googleマップなどで自分が渡る場所の確認をしておいたほうが良いと思います。

なお、このエリアは潮流の向き、速さが重要となってきますので、場所選びや納竿時間を決める情報として事前に調べておいたほうが良いと思います。
今回は当日の下津井沖の潮流データを記載しておきますが、島によってズレるようですので参考まで。

■5/13
【最速時潮流】+:西流 -:東流
01:17/+1.7、04:46/転流、07:45/-1.1、11:07/転流、13:51/+0.9、16:24/転流、19:47/- 1.3、23:11/転流

【潮汐】
05:45/268cm、12:27/150cm、17:27/200cm、23:42/103cm

初日は4:30に出船。
少々肌寒い朝でしたが、天候はそれほど悪くなかったのでお客さんは多く、2隻体制で出船。

受付は1番手だったので好きな場所が選べたため、いかにも釣れそうな瀬戸中央道の西側にある独立礁「イノコ」へ渡りました。

まずは薄暗い時間はプラッギング…というのが定番ですが、渡礁直後は転流の時間で潮は緩く、ベイトの気配もなく、全くの初めてのポイントだったということもあり、地形と潮を把握するためにジグからスタート。

手前はかなり浅く、北向きのフルキャストで15~20mぐらい、東向きで15~25mぐらいでしょうか。

しばらく投げ続けていると徐々に東向きへの流れが強まり、東向きへの潮目へ投げると、80gでは底がとりづらくなり、100gでも厳しくなってきました。

それ以上のジグに替えようとしたところ、125g以上のジグを入れた巻き巻きジグケースを忘れるというまさかの事態が発生。

流れの芯を攻め続けたかったですが仕方なく105gまでで攻めることにしました。

ヒットしたのは7:10頃。
下げに向かう潮が東へ轟々と流れている時でした。

潮が速くジグの暴れすぎを避けるため、撃投ジグレイドバック100g+ジガーミディアムロックアシスト5/0をやや潮上に向かって投げ、潮に流される弱ったベイトをイメージし、ゆるめのワンピッチを10回したところで食い上げるアタリがあり、これはフッキングしませんでしたが、すぐにしゃくり直してヒット。

ブレイクの何かにリーダーが擦れて冷や冷やする場面もありましたが、リーダーを長めにとっていたのでクリア。

69cmのメジロでした。

次にヒットしたのは、13:50頃。
西への流れが最速になったころでした。
撃投ジグ105g+ジガーミディアムロックアシスト5/0を使い、100~50mほど沖をワンピッチジャークで攻めた後、回収かジャークか微妙な(笑)ジャークで巻いていると、かなり手前でヒット。

これは50cmほどのハマチでした。

この後は15時半ぐらいに射程圏外でサワラが2回跳ねただけ。
16時帰港の便で磯を後にしました。

■5/14
【最速時潮流】+:西流 -:東流
02:39/+1.6、06:00/転流、09:05/-1.2、12:22/転流、15:19/+1.2、18:05/転流、21:19/- 1.4

【潮汐】
06:52/269cm、13:31/130cm、19:06/213cm

翌日も4:30の便で出船。。
雨模様だったのでこの便のお客さんは8名ほど。
この日は前日渡ったイノコの北側にある長島の東鼻にチャレンジすることに。
前日何を狙っていたかはわかりませんが、遊漁船が頻繁にこの付近をウロウロしていたのを見ていたからです。

水深は東~南側で15~20mぐらいで、南西方向に目視できる大きな根があります。
手前はイノコ同様に浅く、油断するとジグの回収時に海藻に絡みます。

ベイトの気配もボイルも無く、ジグを替え、足場を変え、ジャークを変え、やれることを試しますが、反応はありません。

この日のヒットは10:15頃。
撃投ジグ85g+ジガーミディアムロックアシスト5/0を東流によって生じた南の潮のヨレに向かってフルキャストし、ワンピッチジャークを繰り返しているとヒットしましたが…何か引きがおかしい。

なかなか寄ってこない割りに走らないし、違う魚かな…と思っていると、姿を見せたのは尻尾の付け根にヒットしたメジロ。
ジグにじゃれついた時にヒットしたのでしょうか。

65cmほどでした。

この日はアタリもヒットもこれ1回のみ。
12時の便で帰港しました。

下津井沖の磯は、潮が目まぐるしく変わり、飽きることなく投げ続けられる楽しいポイントでした。
小潮、長潮でこれなら、大潮は一体どうなるのでしょうか…。
ロケ当日は大潮ですので、念のため200gクラスのジグも用意して挑みたいと思います。

ロケでははたして青物の顔を見ることができたのでしょうか。
RCC中国放送「FISHING TRIP」6/3放送を是非ご覧ください。
※放送終了後、OWNERMOVIEにアップします。

■タックル
ロッド:ドラッガー100MH
リール:ソルティガ4500H
ライン:BroadPEx8 KIZUNA3号
リーダー:フロロ12号
パーツ類:ソリッドリング4~5mm、スプリットリングハイパーワイヤー#5~6
ジグ:撃投ジグレイドバック100g撃投ジグ85105g
フック:ジガーミディアムロックアシスト5/0

 

担当者2 西浦伸至

2023.05.22 09:07 | Categories:撃投釣果投稿
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