【担当者より】・担当者が見た「湾岸青物、いつも釣る人の特長 」 その④「追尾を感じ取る人」
「決定的に釣果差につながってるなぁ」と思う事が
ありますので、今日はそれを書きます。
※兵庫県明石
それは「ジグに魚がついたことを感じる人」です。
つまり魚の追尾が感じ取れることです。
波止皆が並んで釣りをしている。小康状態で皆が休憩したり
スマホをいじりだす。
そんな時間帯にパパっと②尾くらい連続して釣っちゃう人
っているでしょ?
そういう釣れてない時間帯に2尾釣っちゃう、3尾釣っちゃう人
ってのは「運」ではないし「持ってる」とも違う。
必ず何かある。
※兵庫県明石
自分はそういう人に「なんでこの人だけ?」と思ったときは
話しかけておしえてもらいます。
そうすると釣れた魚のフックを外しながら
「さっきじゃれついてきたんで、食わせに入ったんですよ」
とか
「後ろに魚付いたのわかったから、すぐフォール入れたんです」
とかサラっと言われる。
「あぁこの人、もってるんじゃなくて、集中してるんや、、」と
わかる。
もし
もしもですよ
魚がジグについたときに、感じとれるかどうかは
まさにバイトを得るか、みきられるか?
のギリギリのタイミングにある瞬間ですから、そのまま
周囲の人と同じようにワンピッチを継続するとおそらくは
見切られてUターンで終わります。
※静岡県清水サーフ
自分もやっとここ数年で魚の追尾がわかるようになってきました。
感じ取る「コツを」と②感触
いま令和2年の夏の時点で思ってることを簡単に以下に整理します。
※兵庫県神戸須磨海釣り公園
見えない追尾を感じるために。
①感じ取るコツ
・ジグが跳ねないような連続した、そして等速操作を意識する。
イメージ的には「ヌルっ、ヌルっ、ヌルっ」という感じです。
・ロッドを寝かし気味で操作する。
・グリップを握りすぎない。掌に中指にのみ「乗せる」感じで操作する。
・「感じるぞ、感じるぞ」と思いながら操作する。
※静岡県焼津サーフ
②魚がつくとどうなるか
・「ふわっ」とした、糸ふけが出ます。これは魚がフッキングした勢いでジグを浮かせる
いわゆるバイトの食い上げの感触とは
全く異なり、もっともっと微弱です。注意しているとやとわかるような感じです。
文字で表現するなら、ワンピッチでそれまで均等にかかっていたテンションが
「ムン」→「ムン」→「ムン」→「ムン」→「ホワッ」
って感じです。
「ムン」がリフトしたとき。ホワっが魚がサイドについた時です。これを感じた瞬間に
食わせの間を演出してみてください。フォールを入れるのはスタンダードな対応ですが
それ以外にも駆け引きがあり、そのパターンが激ハマりしたときの快感は
見えない水中をイメージし
潮を感じ
追尾を感じ
バイトに誘いこむ
単にジグをジャークしているときとは異なる達成感と、新しい引き出し
を感じることができますね。
見えないから、オモシロイ。
そう思ってます。それがジグの妙味かもしれないですね。
※徳島県小松島市
補足として
そういう感じ取る系の釣りをする時間帯は
おおむね釣れてない時で
次の潮の動き出しを「待つ状態」のことが多いです。
その状態で感じ取るためには、多くの方が
ノーマル撃投、エアロを使ってます。
理由は「水つかみ」。程よいアンカー効果で規則的なテンションを
キープしてくれる特性だからです。
それとは逆にレベルや、ストライクは入力すれば水をさらりと流して
スライドしますから感じ取るにはかなりの熟練を要します。
速い流れの中では、潮を切ってスラッグを確保し
魚の口内にフックが吸い込まれやすくなるレベルやストライクの能力も
「感じ取る」にあその特性がデメリットとなりますね。
これもお伝えしたいところです。補足として。
※静岡県焼津サーフ
画像は、かつて自分が感じた中で
際得て微細な潮圧の変化を感じたタイミングで
バイトに「誘いこんだ」感のあった魚たちです。
魚に対する思い出は、単にサイズがでかいとか、数釣ったではない
その釣行の頃の心情や、集中力、
思い出だと思います。
これらの魚のことは、自分は鮮明に覚えてます。
見えない水中を
見えないはずの水中を
イメージできた結果の魚たちです。めちゃくちゃ印象的でした。
※兵庫県明石
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