令和元年の初釣行は隠岐にてショアジギング&プラッギング
●釣行日:2019年5月4日~5日
●ポイント(場所):島根県隠岐の島 西ノ島
●お名前:カルティバフィールドテスター 中山隆夫
●使用ルアー/ジグ:撃投ジグレベル80g、撃投ジグストライク125g、ブルーフィッシュ100
●使用フック/サイズ:JF-27ジガーライトシワリ#6/0、ST-66#4/0
●魚種/全長(cm):ヒラマサ65~90cm、マルゴ~ブリ65~90cm
5/4~5(土~日)、福井県から同僚と3名、関西の釣友2名の計5名で、1泊2日の隠岐の島の磯泊釣行をしてきました。
利用したのは七類港から出船している松尾丸(ダイキン)さん。
西ノ島、三度(みたべ)が主な渡船区にしています。
AM4:00に七類港出船。
当日、訪れていた釣り人の半数以上はルアーマンで若い方が多い印象でした。
松尾丸の船長さんもポーターさんもお若い方で、気さくで好印象なので若い方のファンが多いのでしょう。
七類港を出て2時間弱で隠岐諸島に到着。
私たち5名は大沖尻(オオオキジリ)へ渡礁しました。
日本海の荒波による海食作用からできた断崖絶壁の景観美を誇る国賀海岸。
特有の岩肌を感じながら釣りをして寝食を仲間と共にする非日常を味わえることも楽しみの一つです。
渡礁してすぐ、船着けしたところにピトンを打ち込み、石鯛の用意とショアジギングの用意の二刀流で釣りを始めますが、海からの反応が全くなく、皆いつしか岩陰で眠りについていました。
関西の釣友2名は磯替わりを決断し、福井県の3名で大沖尻の磯に残りました。
あとで聞いた話ですが、西ノ島南東の磯は激流であったようだったものの、私たちのいた磯は潮の流れを感じないくらいでクラゲと藻のたまり場になっていました。
しかし5cmぐらいのイワシが群れていて、届かないぐらいのところで時折、ナブラが立っていました。
昼を過ぎて13:30、気温26度。
太陽の日が真上にきて影が無くなってきたので寝てられなくなり、重い腰を上げて釣りを再開。
石鯛の方はサザエが原形のまま回収するくらい魚からの反応は無し。
潮もスカスカなので、撃投レベル80gスローゼブラ、アシストフックはJF-27ジガーライトシワリ#6/0の1本掛けにタコベイト小をセット。
80mぐらいキャストしてフリーフォールで底をとり、ジャカジャカ巻を10回、スロージャークを3回、ワンピッチを5回するパターンで3フォールのセットで攻めました。
5投目の2回目のジャカジャカ巻~スロージャーク~ワンピッチ、そしてフォールさせるのにベールを開けますがラインが出ません。
水中の藻にでも引っかかったと思っていると、いきなりラインが「ぶるっぶるっぶるー」と出ていくアタリがでました。
この様なアタリの時は必ずとい言っていいほどしっかりフッキングしています。
ドラグを出さずに多少強引に寄せると、重いだけで瀬際を走らないので鰤系だと確信していましたが、その通りの90cm、7kgのブリをキャッチ。
磯で寝ていた同僚も起きてジグを投げ始めると、すぐにM沢氏が撃投レベル80gで65cmのマルゴをキャッチ。
しばらくしてからK下氏にもヒット。
磯際で粘る様子からヒラマサだと思っていましたが、その通り65cmのヒラマサでした。
私も撃投ストライク125gイカ金で65cmのマルゴを追加。
17:30まで釣りをしましたが、ジグに絡みつく様なアタリがあったもののヒットには持ち込めず、明るいうちにマルゴを捌いて刺身と鍋の食材をして美味しくいただきました。
1日目の夜に楽しみにしていたメバル釣りは、辺り一面のクラゲと藻の影響で全く釣りが出来ずに就寝。
今回初めて磯泊にボンボンベッドを使いましたが、非常に快適に寝ることが出来たので今後は必需品になりそうです。
2日目は昼12:00磯上がり予定。
5:30、インスタントカップ麺を食べてからダイビングペンシルの誘い出しで釣りを始めました。
磯際では相変わらずイワシの群れがとぐろを巻くようにウロウロしているので、どことなく緊張感がある様に思えました。
6:30、ブルーフィッシュ100にST-66#4/0をセットして小刻みにドックウォークをさせていると「ガバッ」とヒット。
ひたすらゴリゴリ寄せてM沢氏が見事にギャフをヒラマサの口に掛けてくれて、90cm、8.2kgの丸々肥えたヒラマサをキャッチ。
その魚を最後に隠岐の島を後にすることになりました。
遠くにイルカが飛んでいたのが見えたり、晴天で抜群のロケーションで過ごせたことに満足できた釣行でした。
自宅に帰ってからヒラマサ、ブリを捌くと血合の辺りに細長いハリガネ虫の様な物が2匹位入っていましたが、ブリもヒラマサも刺身、塩焼にしても大変美味くいただけました。
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