仮説が確信になったゲーム
●釣行日 :2018年10月
●ポイント(場所):平戸沖磯
フィールドテスター 岡 公一郎
●使用ルアー/ジグ:撃投ジグストライク(85g/105g/125g)、撃投ジグレベル(100g/130g)
●使用フック/サイズ:ジガーライトシワリ(#4/0 #5/0)
●魚種/全長(cm):ヒラマサ
●他アイテム:撃投PEフラッシュ(#4)、ジギング組糸(180LB)、撃投ボディプロテクター、
ゲームグローブ、撃投PEディスタンススプレー、タフクライムバッグ、ゲームプライヤー、
フックバンド他…
10月に入りアチラコチラでヒラマサの釣果が聞こえるようになりました。
しかし先日訪れたフィールドでは、朝一にトップへの反応は見られたもののルアーを触ることなく朝マズメが終了しました。ヒラマサはパクパクと口を開けて何度か水面に出てきたのですが、何となくスローモーションな補食行動に見えました。良く言う「出きれない状況」です。
魚っ気は感じられたままだったので、今までの経験といくつかの仮定を元に狙うレンジを下げる事にしました。
その結果、完全にパターンにハマり面白い程バイトが集中しました。
僕自身、ショアは勿論のことオフショアのキャスティングやジギングにも出かけます。
昨年の年末のオフショアでの出来事の中に、ロングジグにインパクトジャークを入れダート&スライドをさせるとブリ。ジグの頭を少しだけ振るぐらいに軽くアクションさせるとヒラマサが連発した事があります。
「ジグを飛ばすとブリ。動かし過ぎないとヒラマサ。」
周りでブリが釣れている中での事だったので、その日はハッキリと結果に差が出ました
この日考えた事。
〇朝一のトップの様子から「深く追わずにエサを補食しているのでは?」という仮定
〇「ベイトの動きは遅い。逃げ足も遅い為、深く追わなくても喰えている」という仮定
もし仮に、魚のフィーディングゾーンがボトムから数メートルといった狭い層にあると仮定すれば、スピーディ且つインパクトジャークでは、あっという間にその層を外れチェイスしていても口を使えずUターンしていたりするのでは?(捕食行動はしていのに魚が出きれない状況)
そこで、ロッドとラインを一直線にし、フワフワとした小さなロッドアクションで、ジグには極力軽い入力を行い「ジグを動かし過ぎない」事をイメージし、魚が居るであろうレンジをアプローチしてみました。
エッジの無い撃投ストライクという回転しないジグの特性をいかし、直線的なスイム軌道のなかに時折フラッと軌道を変えそうなアクションで非常にユッタリとしたアクションをしていると即答えがかえってきました。
それから同じアクションで連続バイト。試しにジグを撃投ジグレベルに変更してみましたが、同じような感覚でアクションさせられず、バイトは得られません。撃投ストライクに戻すとまたもやジグを引っ手繰っていきます。
ここまで差が出るともう笑うしかありません。
全てのシチュエーションにおいて当てはまる訳ではないでしょうが、この日は一つの仮説が確信に変わり非常にゲーム性の高い一日になりました。
帰宅してから思ったのですが、「もう少し試しておけば良かった」ということがアレコレと…
思考錯誤は尽きません。
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