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2017.09.14

【担当者より】・昨年に引き続き、奄美大島の磯へ

いつも撃投サイトをご覧くださりありがとうございます。

また、レポートくださる方には、特別に、ありがとうございます。

 

つい先日ですが

昨年に引き続き、GT系の友人と

奄美大島の磯にいってきました。

 

 

_20170909_230448

 

二泊三日の格安チープトリップです

残念ながら釣り上げることはなりません

でしたが、GTハリアーに突然バイトしてきたそいつのこと

 

深い紺色なのに、透明感があり

どこか哀しい印象もある海の色

 

透明感があるがゆえに

水面下で巨体を翻したその瞬間が

一部始終確認でき、釣りをしてきてはじめて

 

バイトそのものを、

「美しい」と思いました。

 

 

いままで、釣り上げた魚の中でも

サクラマスはわたしにとって【別格の魚】です

釣り上げたあとの美しさ

その表情への畏怖というものは

たとえようがありませんでした。

 

それに狂っていた自分も、あれほど

なにかに集中したことはほかにない。

その末に、フライをくわえてくれたサクラマスでしたから。

すべてにおいて特別の魚です。

 

しかし、バイトそのものが

「美しい」と、残像に残ったことは今回が初めてのことです。

 

奄美大島は戦艦大和が沈んだ海です

加計呂麻島には人間魚雷の発進基地もありました。

そういった過去の歴史と離島文化。

ユタと、ノロのシャーマン文化。

 

もちろん釣りをしに、行ってるのですが

わたしは

釣れなくても、楽しめます。

この年齢になり、魚釣りの楽しみかたを自分なりに持ち得てるのかな?

と最近は思います。

 

DSC_9433

 

 

釣りが好きですが

上手なわけではありません

また、なにがなんでも釣果を得たいわけでもありません。

 

釣りは、それを通じて

生涯の友人ができることもあります。

普通の暮らしでは見ることのできない

一瞬の自然の風景

普段は触れられない、各地の伝承や文化をつぶさに感じることができます。

釣りは、旅のようなものです。

釣りをしに、出掛けていても

そこから感じることや

インスパイアされることは

釣りの行為そのもの以外のことも

とても多いですね。

 

だからこそ、いつも思います

「釣りは最強の趣味」です。

突発のスコールにずぶ濡れになったり

磯の上に落ちる落雷に、恐ろしさを感じたり

 

DSC_9387

 

さまざまなことを含めて

今回の奄美の旅もよい旅でした。

昨年同様、お世話になった地元の皆さんには

ほんとうにありがとうと言いたいです。

 

釣りをしていなければ、決して

触れることのなかった記憶です

釣りに関わり、なにを大切に思うかは

みなそれぞれです。

 

誰かが

なにかで

いつか書いてあるのを読みました。

 

釣りにいくなら

まずは楽しい1日を

 

シンプルながらよい言葉だと思いますねぇ

 

わたしは昨日は

展示受注会でした。

ずいぶんストライクや、投技ジグを

評かいただけたように思います。

そういうときは、嬉しいものです

記憶に残る釣りのワンシーンの傍らに

置いていただけるような商品を

提案していけたらと思います

 

 

GTハリアーに残された歯形は

滑った跡がありません。

 

DSC_9462

 

STX68  5/0は

彼の顎を貫けなかった。

「噛む力は鮫より強いですから」と

友人は言います

 

紺碧の海に

銀色の残像で消えたロウニンアジ

 

今度、あの美しいバイトがまた、

奄美の海で、もしもう一度あれば

 

渾身のちからで

引き抜きアワセを入れます。

 

DSC_9445

 

2017.09.14 13:39 | Categories:担当者より
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