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2022.09.06

244・ホームの三陸の磯

  • 釣行日:2022年8月14日
  • ポイント(場所):岩手県地磯
  • お名前:イエティ
  • 使用ルアー/ジグ:撃投ジグレベル100g
  • 使用フック/サイズ:シワリツイン4/0
  • 魚種/全長(cm)]ワラサ/65cm

 

 

遠征中止の悔しさをホームの三陸の磯で解消してきたので投稿させて頂きます。

憎き台風の波が落ちる予報の14日午後から単独で以前通っていた人気のポイントへエントリー、なぜか無人なので潮上、潮下どちらも狙える釣座へ。

多少のウネリは残るもののキャストからランディングまで安全にやれそうな波。

潮は本潮の上り潮が走りタイミング的にもこの条件でワラサすら釣れなかったら今年は余程厳しいな等と考えながら開始しました。

激流パイロットジグと化している撃投ストライク125gで潮上、潮下探るもジグから伝わる釣れる潮の気配の割にアタリは0。

130〜140m沖にあるブレイクを狙うためにメインラインはそのままリーダーをサンラインのテーパーリーダーにチェンジ。

狙いを沖のブレイクに絞り数投目、キャスト後の底取りの後、払い出しの激重の潮の中でジグをスライドさせる為に強めに入力したワンピッチ7回目でフワッとジグの重みが消えるバイト。

ワンピッチの入力が強すぎてジグ飛ばし過ぎたかと錯覚してしまいました。

久々のヒットで興奮しつつも150m以上ポンピング無しで寄せて針の掛かり所を確認すると良い感じに掛かっていたのでそのまま抜き上げ3〜3.5kg程度のワラサでした。

写真も撮らずすぐに後ろのタイドプールへ入れ再開するもその後は反応得られず翌日の仲間との釣行に備えて早々に納竿としました。

 

翌日は仲間と3人でお気に入りの磯へ。

台風のウネリを考慮し遅めのエントリーで7時から実釣開始となりました。

大場所貸切なので各々別れて釣座に立つと自分の潮下でジグを投げていた仲間に早々にヒット、4kgほどの立派なワラサでした。

良い具合に潮が走っている為、撃投ストライク125gにジガーミディアムロック9/0の組み合わせで自分もスタートするも反応を得られず…潮下の仲間は好調な様子で次々と釣り上げているのでヒットパターンとレンジを聞くと潮上からジグをドリフトさせてブレイクの際を狙い釣っているとのこと。

ジャークを見ているとジグをあまり激しく飛ばさない小さめのアクション。

自分の釣座に戻り撃投レベル100gにシワリツイン4/0の組み合わせで再開、ジグを飛ばしすぎないこととジグのスライド後のフォールに変わる瞬間の水平姿勢を意識したジャークでなんとかヒットするもすぐに針ハズレ。

口を使わせることは出来たので同様のジャークで探っていくとすぐにヒット今度はしっかりと針掛りしており無事にランディング、60半ば程のワラサでした。

その後は仲間はポツポツと釣るものの自分にはヒットせず…

昨年から課題にしている当て潮気味の際のジグ操作が浮き彫りになる釣行となりました。

経験上三陸ではスライド幅の大きなアクションでは口を使わない事がままありジグを飛ばし過ぎないように意識するよう心掛けております。

しかし当て潮や潮上へキャストし潮流でドリフトさせて送り込む釣り方では未だ納得のいくジグ操作が出来ておらずその点で釣果に差がついたのかなぁと思います。

海水浴を楽しみつつ同行者全員キャッチと夏休みを存分に満喫した日となりました。

 

 

個人的な見解ですが宮城県気仙沼市以北のエリアは切り立った断崖が多く比較的水深のあるポイント、気仙沼市以南は仙台湾も含めて深場を狙える磯は数えるほどで浅場が多め。

北のエリアの方が海流の影響が強く出るため激流深場の北エリア、浅場にベイトが溜まると爆発する南のエリアという印象です。

 

北のエリアと南のエリアの定置網に魚が入るタイミングから釣れる魚も同魚種でありながら津軽暖流にのってくる日本海側の個体と黒潮の北上暖水塊と共に北上する個体に分かれていると推測出来るのですが仙台湾も岩手エリアも平政が入り始めるのは早くて五月遅い年では7月、最盛期は9月〜10月。

が、平政自体の個体数は少なく主となる魚種はブリの幼魚で津軽暖流の勢力の強まる7月半ば〜8月いっぱいくらいは気仙沼以北の磯では70cm台までのワラサが狙って釣れるようになります。

同じ時期でも牡鹿半島西側は津軽暖流が当たらず黒潮北上暖水塊の影響を強く受ける為か盛夏には水温27℃台まであがることも…その影響か小型青物が多くなる印象です。

ベイトフィッシュは6〜8月まではカタクチイワシ、マイワシ、メロウド(イカナゴ)、スルメイカが主となりメロウドは水温が20℃を超えると砂に潜り夏眠する為かボトム付近でのヒットも多くほぼほぼジギングでの釣りがメインになります。

 

9月以降はサヨリ、飛魚、マイワシ等大型のベイトが増えてくる為トッププラグへの反応も出始めジグ、プラグ共にエリア問わず楽しめます。

 

平政釣果自体は牡鹿半島とその近辺の離島が多いですがワラサはあまり釣れず殆ど平政1発狙い。

平政打率は落ちるもののワラサに遊んで貰いつつ平政も狙える北のエリア。

どちらへ行こうかと毎回のように頭を抱えます…

三陸にもまだまだ未開の磯があり遠征先共に行きたいところはどんどんと増える一方ですが行ける時に行ける所で楽しむを信条にのんびりとやっていきたいと思います。

 

2022.09.06 09:10 | Categories:撃投釣果投稿
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