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2018.10.05

【担当者より】・バイスではなく、指を使うメリットは

いつも撃投サイトの閲覧
ならびにレポートくださる皆様

まことにありがとうございます。

 

今日も
いつもと変わらず
釣り具店にお伺いし
秋向け製品の説明を申し上げたり
釣りばりセールスマンとして
頑張ってます。

「なぜこういう仕掛けになったのか?」を
ご説明するのは、けっこうやりがいあるし
それで注文いただけると
嬉しいものです

_20181005_122950

 

さて、アシストフック自作動画を
順次リリースさせていただいて
おります。

それにつれて、ちらほらと
質問をいただく機会がでてきました。

巻き留め方や、巻き終わりなど
以前最も多かった質問については
「動画をご覧下さい一発でわかりますよ」で、以前なら
口頭や文字だけでは
お伝えしにくかったことでも
ちゃんと伝える機会を得るとことができたと思ってます。

これで
「いっちょ、出来合いから卒業してアシストフック作ってみよかな」
と思う人が増えるなら
動画やってよかったなと。
思っています。

 

わたしの動画ではバイスを一切
使用していません。

ジギングフックは大きいので
指で簡単にできます。

というよりも、バイスよりも指で
巻いたほうがメリットがあります。

お気づきでしょうか?
その理由は巻き強度を高めることができるからです。

例え話をいくつか。

野球のボールを打つとき
あるいはサッカーでシュートを放つとき

ピッチャーが投げてきたボールを打てば、反発で
ホームランは打てる。
けれど静止状態のボールを打ってもあそこまで遠くまで打つことは難しい。

ボクシングでも、前にでて来ようとする相手にカウンターで
拳を打ち込めば、静止状態の
対戦相手に打つより強烈です。

サッカーも前から自分に向かって
転がってきたボールを蹴れば
静止状態で(フリーキック状態で)放つのと比較すれば、強烈なシュートを放つことができます。

 

そんな例えしか思い浮かばなかったけど、つまり
反発抵抗力を使えば
強い圧力をボールに与えることができる。

それはハリを巻くときでも同じです。

バイス(静止状態)よりも、左指で
根巻き糸に圧力)を加えることが
できます。

イラストでは
左指のAの力と
根巻き糸Bの力を
ぶつけ合います。

_20181005_121352

 

しかも
さらに言えば、指なら
その圧力加減を微調整できます。

結果として、ここぞというピンポイントで「強く」巻くことが
できるからです。

もちろんわたしも毛鈎を巻くときはバイスを使用します。アシストフックに求められるような強度よりも、毛鉤はバランスですから。

 

アシストフックにはフライと決定的に異なる
「 強さ 」が必要です。

今日は強度について書きました。

左手指の使い方には、アシストフック作りを
正確に、迅速に、強く
巻くための多くが宿っています。

 

動画ご覧の際は
左手の指がどう動いているか?

わたしも動画を見て
自分がしている動作について再発見しました。

そこを着目いただけると幸いです。

★イラストは、車のなかで
さっと手書きです。
拙いですがご容赦くだされ
((。>д<)

2018.10.05 13:13 | Categories:撃投モニター
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