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2017.12.21

爆風 / 平戸沖磯

●釣行日   :2017/12月
●ポイント(場所):平戸沖磯
フィールドテスター 岡 公一郎

●使用ルアー/ジグ:Maria ラピードF230・F160 / Maria ローデットF180 / ポップクイーンF160他…
●使用フック/サイズ:STX58(#3/0 #4/0)STX-68(#2/0、#3/0、#4/0)SJ-41TN(#13/0)
●魚種/全長(cm):ヒラス
●他アイテム:撃投PEフラッシュ(#4、#5)、ジギング組糸(240LB)、コールドブロックグローブ撃投PEディスタンススプレーフックバンド他…

 

珍しく平日に休暇が取れたので前回ヒラスが好調だったエリアに向かってみた。

前回と違うのは潮のタイミングと風

特にこの日は前日からの北西の爆風の中での釣行となった。

 

正直、前日までは悩んでいた。

というのも爆風の中でのトップウォーターゲームは着水したルアーが水面を滑り、なかなかコントロールが難しくなるからである。
そんな状況下でも活性が高ければバイトしてくる魚もいるが、喰わせるタイミングを作りにくいために上手くフッキングまで持ち込めるかは魚まかせになるからだ。

 

なんとか視界が確認できる明るさになりゲーム開始。

風向きとトレースラインを考えながらアプローチしていく。

 

前回と違いファーストキャストへの反応は無かったが、沖合では海鳥たちの群れが見え、時折水面にシブキが上がるようにも見える。風波なのか魚なのか?

数十投目、ダイビングペンシルが大きな波紋に包まれた。

ロッドに生命感が伝わって来ない為、そのまま軽く誘いをいれるが、沈黙…

即座にタックルを持ち替えフォローを入れるが反応は帰ってこない。

その後も、時折単発のチェイスはあるもののシッカリとフッキングする事無く時間が過ぎてゆく

 

「今日はこのパターンなのか…」

 

針先をこまめにチェックし、違和感があればフックシャープナーで軽くタッチアップ

ショアゲームの場合は特にフックポイントに気をくばる必要がある。

ベースキャンプとは離れているし、ましてや今日のような状況下では…

 

突如、潮目の外側でボイルが起こる。

風で流される事を計算しキャストし水面をショートトゥイッチ。

ポッパーをセットしていた為、爆風の中でも小手先でのコントロールが出来る。

ドッグウォークするポッパーを奪い合うように水面炸裂

 

01

 

やっと1本!

その後、風は更に爆風になり、音を立てて小雪が当たりはじめた。

アプローチしたいポイントには波がかぶり始めた為ゲームセット。

 

 

この日、ヒラスがフックに触った感触は2回。(バイトが手元まで伝わってきた)

ラインが風にあおられルアーの姿勢が安定せずに掛からなかったのかもしれないが、

その貴重なバイトを乗せる為のセッティングを出来ていなかったのが敗因である。

 

昨日、釣行を悩んだが、今後に繋がる新しい課題を再確認出来たことが釣果以上の収穫である。

 

2017.12.21 09:39 | Categories:フィールドテスター
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