念願だった小笠原遠征
●釣行日 :7月2日~7月7日
●ポイント(場所):小笠原 母島
撃投モニター 大野
●使用ルアー/ジグ :シマノ ロケットダイブ187F・マングローブスタジオ ストライクプロ200F
●使用フック/サイズ:STX-68 4/0・3/0
●魚種/全長(cm) :GT11キロ・イソマグロ約20キロ・カスミアジ90?他
●タックル :
ロッド:ゼナック DEFI MUTHOS Accura 100HH
リール:シマノ ステラSW14000XG
ライン:カルティバ 撃投PEフラッシュ5号
セカンドリーダー:よつあみ 磯ハンター20号
リーダー:よつあみ FCアブソーバー100lb
バイトリーダー:よつあみ アブソーバーナイロン200lb
こんにちは、撃投モニター大野です
関東は梅雨が明けたような天気が続いていますが、西日本は豪雨続き。。。皆様が大事なく夏を迎えられることを願っております
さて、以前から念願だった小笠原への遠征が実現しましたのでご報告です
今回私を小笠原へ導いてくれたのは、この撃投ブログに何度もご登場頂いている小笠原エキスパートのもちょおサンとその友人(野生)です
昨秋の怪物カマスサワラも記憶に新しい、思い立ってふらっと小笠原に遠征してしまう、とんでもない行動力をお持ちのお二方
あと一人、はるばる京都から参加のオッキーさんの総勢4名での旅でした
今回から小笠原諸島への唯一の足となるおがさわら丸が三代目にモデルチェンジ、初の一般航海という事で船内は満員、NHKの中継に見送られ賑やかな船出となりました
最新設備で快適な船旅24時間を経て翌日には小笠原諸島の父島二見港へ入港
すぐに母島への足となっている、こちらも新生ははじま丸に乗り換えさらに2時間、いよいよ目的の母島沖港へ到着しました
ベタ凪の翌朝、おそらく日本一のポテンシャルを持つと言われる西のハナレに渡礁
風も弱く穏やかな海面ですが南からの潮は川のごとく流れ、大型回遊魚の気配が漂います
投げ始めたメンバーに早速イソマグロやカスミアジのチェイスがあったようですが、私には何の反応もなく気が焦ります
3人は沖側西向きで反応得ていましたが、私は目先を変えて島側東向きにキャストしてみます
開始20分ほどでしょうか、ダイビングペンシルに待望の水面炸裂!しかし乗らず、アクション続けると再びアタックしますが乗らず、三度目のアタックでようやくフッキング
ガッチリとフッキングを決めていよいよ小笠原の魚と繋がりました
幸い、潮上の深い方へ走ってくれたので心配もなく、10kg設定のドラグは多少出されましたがすんなりと寄せたのは1mほどのGT
しかしその下には2m近い魚影がまとわりつき、自分はサメだと思い速攻で上げなければ!とフルパワーでランディングに入ります
なんとついて来たのはサメでなく大型のGT、畳のような魚体に驚きましたが、ヒットしたGTは無事にランディング
開始早々の自身初GTキャッチを素直に喜びましたが、目の当たりにした大型GTを狙ってすぐに再開
しかしそこからは修行の時間、魚は沢山いるものの全然口を使ってくれません
メーター級どころか人間サイズ、特大な奴はイルカか?と思うようなイソマグロが無数に泳いでいますが、ルアーにもデッドベイトにも全く反応せず。。。
デッドベイトを使って何本かの根魚は上がりましたが、ルアーによる釣果は朝のGTと小さいアカハタのみ
やがて潮が変わるとあれだけいたイソマグロの姿も見えなくなったので瀬替え、お土産にする根魚を狙うべく島の北端の磯へ
お土産のハタ類は順調に確保しましたが、終了直前に良型ギンガメアジのバイトがあったのみ、魚影の濃さと喰わない歯がゆさが残る初日が終わりました
二日目もベタ凪でしたのでどこでも乗れる状況、友人(野生)一人は大型ハタ類を狙って北端の磯へ、残る我々三人で再び西のハナレへ渡礁しました
前日と似たような状況でしたがこの日はやや魚の活性が上がり、時折チェイスが見られ期待は高まります
そしてついにもちょおサンにイソマグロがHit!ドラグを結構出されるサイズでしたが、なんとファイト中にサメに喰われたようで一気にサイズアップ!海に引き込まれそうになるもちょおサンのライジャケを私が引っ張りながらの奮戦でしたが、あえなくラインブレイク。。。
やはり時合なのか、すぐに私にもチェイスがあり、3度目のチェイスでようやくバイト!
足元のバイトでしたので魚体は丸見え、至近距離で3発フッキング入れてやると一気に走り出しドラグ引き出されます
潮下の瀬沿いに突っ込んでいきましたのでファイトしやすい足場へ移動、5,60mほどで止まってくれたのでこちらを向かせてフルポンピングしてリフトアップ
リフト中も瀬沿いを走られましたが幸いブレイクされず一分ほどで浮かせることに成功、ギャフがなかなか決まらず苦労しましたが無事ランディング
初イソマグロは磯上計量で19.8kg、嬉しい一本でした
その後ブレイクされたもちょおサンも13kgのイソマグロをキャッチ
前日と同じく潮変わりで魚影も消えたので瀬替え、島北端の磯のハナレへ
ここではシモリに広がるサラシに撃ち込むと一発でヒット、足場も悪くファイトは苦労しましたが無事に良型カスミアジをキャッチ
何本も根魚をキープして友人(野生)が乗っている瀬へ移動
朝から大型GTや特大バラフエダイなどかなりの反応があったようで、大きなコクハンアラをキャッチした友人(野生)には、全力を出し切った脱力感と満足感が
終了間際にもちょおサンが何本かのカッポレをキャッチして二日間の釣りは終了しました
今回は小笠原母島の魚影の濃さ・サイズをまざまざと実感できましたし、あらためて魚はスイッチ入らないと口を使わない事を解らされました
行く前からGT・キハダ・イソマグロのどれかが釣れたらと願っていましたが、幸いGTとイソンボは手にできました
二日目にキハダもヒットはしましたが無念のフックアウト
それでも普段のタックルで真っ向勝負、ブレイクは一度もなかったので自身としてはとなりました
名物となっている、盛大な父島の送別クルージングに見送られ小笠原を後にしました
お世話になった島の方々に快適な宿、一級磯に乗せてくれた船長、導いてくれた釣友、送り出してくれた家族
そして小笠原の自然・海に感謝です
長々と駄文にお付き合い頂きありがとうございました
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