【担当者より】・3人のショアジギ少年
いつも撃投サイトの閲覧ならびに
レポートくださるかた、ありがとうございます。
先日、わたしの営業先店内で「ショアジギが、うんたらかんたら・・」という賑やかな子供の声が聞こえてきました。
興味津々のわたし、そうすると3人の少年が、ショアジギングコーナーであれやこれやとジグを選んでました。
嬉しいものですね。
ゆくゆくは彼らも、磯に立つかもしれない。
「僕らショアジギするんかいな?」
「するでー、釣ったで」
「なに釣ったん?」
「エソっ!」
「すごいやん!よー引いたやろ」
「ガツッてきてん!」
「そりゃそうや、エソッてめっちゃ獰猛やからな、そりゃがつっとくるわ(笑)」
「ショアジギするんですか?←(なぜか急に敬語の少年(笑))」
「あー、するで、おっちゃんこのジグの形とか考えるの仕事やで」
「えーーー!ほんま?ほんまなん?」
「ほんまやてっ!おっちゃんは嘘つかへん系の大人や(←すこし嘘(笑)」
「すごいやん!←(また、急にタメ口になる少年(苦笑)」
「すごいやろ?、ほんで、どのジグでエソ釣れたん?」
「100均のジグっ!」
「ほーーっ!すごいやん!それでええ、それでええ、ガンガン釣りや!(内心複雑なわたし・・)」
「色はなにがええん?おっちゃん何色なん?」
「あー、おっちゃんはブルーピンクと、この夜光(グローとは言わない)の2つあったら大丈夫やな。あとはたまにシルバーかな。まぁ気分やわ」
「ふーーん、これ?(と、レベルのブルピンを手にとってじーっと見る少年)」
「そやけどな、なにより大事なんはな、ジグの色よりも、投げ続けることやで。それだけぜったい覚えとき」
「おれ、投げてるで、ずーーっと」
「それでええ、いつかブリもマグロも釣れるようになるで」
「マグロ???」
「そやマグロや、ほら(と、男女で釣ったキハダの写真スマホをみせ、さらには馬場さんの40キロマグロ画像を見せるようとする大人げないわたし)」
・・
以降、略
そんな感じで、しばし、話しました。
お年玉でショアジギング竿を買う予定だそうです。
その竿選びにもしばしお付き合いしました。
今朝も寒いですね
出社前のコンビニ前でこれを書きました。会社にくると、今日もレポートをくださってるかたが3名。
ありがとうございます。いまから読ませていただきます。
【 ひとくちメモ の続き 】
話は変わって、昨日書き留めておいた、一言メモ?の続き的なことをいかに書きます。
長いので
お暇な方のみ読んでください(笑)
【21】フルキャストした地点から ワンピッチなどでジャークしてきて、3セットから4セット目で磯際(サラシのすこし向こう)あたりにジグが位置することが多いですが、そのとき、磯際でジグの「縦」の動きに変えていますか?
磯際はおっさんジャークなどの、縦向きのロングジャークがなぜか効きます。
おそらく磯際に追い詰められたベイトのパニック演出なんでしょう。
【22】アシストフックは自分で作っていますか?最大公約数的な完成品(市販品)ばかりでは、やりこんでいくと、正直なところ限界があると思います。
自作されてはどうでしょうか?安上がりですし、なによりもジグの世界への理解が確実に深まることがジグの釣りへの理解を深めます。保証します。
【23】オフショアに行ったことはありますか? 数を釣りまくるなかで、得られる感覚的な世界があります。それは例えばクリップに感じる潮圧のようなものです。
「あ、この感じはそろそろ食うな・・」というのが体感的に得られるようになります。
【24】23の場合、数が釣れているときにこそ、有効です。釣れ盛っているときにオフショア船に乗ってみることをオススメします。ショアの釣りに深みが出ます。魚のいるところで釣って釣って体感して、その感覚を知り、ショアからやるときにジグに掛かる水圧(釣れる予感)を感じることはメリットになります。
【25】馬場さんや、中山さんはもともとオフショアをやりこんでからだし、あの鉄人橋本さんでも時折船からチェックしています。わたしも地元明石の東田丸の大船長に叩き込まれました。船にのって得られることは多いです。数をつらないとわからないこともあります。船に乗って、その知識をショアに転用するところからはある意味、独力と忍耐(笑)。
筋力と、根性、こだわり、となります。
【26】近郊の釣りを大切にしていますか?
真剣に、疲れるくらい、集中してみるのもありです。
遠征でデカいのが釣れるのはある意味あたりまえです。わたしの佐渡のデカマサも、男女のキハダも、記念としては、また、経験としてはもちろん嬉しいものです。
けども、それよりもむしろ難しいのは地元の波止場で「コンスタントに」確実に誰よりも釣ることです。
近郊の釣りこそ真剣に、だと思います。誰でも行ける手軽さゆえ、「ジグ操者のほんとうの腕」が出るのだと思います。上手い人は、ほんとうに上手い。
そんな人がいます。
【27】「なんのためにジャークするのか?」
という問いに、即答できるなにか?がありますか?
わたしは「浮遊させるため」「落とすため」にジャークしていると、今は、回答します。2018年はまた違っているかもしれませんが・・。
なんのためにジャークするのか?のイメージが明確ならば、ジャークは自ずと決まります。その答えをもつことをオススメします。
【28】ハリ先のチェックをしていますか?
飛行中、ジャーク中、ハリ先は激しくジグ本体と干渉して鈍ります。頻繁にチェックしてください。それが、全バイト全掛けに繋がります
【29】「このジグは、マスターした」と言えるジグがありますか?
釣れていなくても、「このジグなら食い気が立てば必ずあたる」という一本を、自分のなかで無理やり作ること。すこしづつ増やすことは、かなり有効です。
逆にそれがなくては続きません。
一年に一本でいいから増やしていくと謂いとおもいます
【30】仲間がいますか?釣り場で知り合うかたは特に貴重です。多くの知らないことを教えてくれます。明日釣り場で隣り合うかたが、そうなる可能性を秘めています。だからこそ
「隣でやらしてもうてエエですか?」のひとこと挨拶が、のちのち活きてきます。
ロープはって場所独りじめしたりとか、論外ですね。残念な方をたまに見かけます。そういう方に「手練」を感じたことはかつて一度もありません。上達の機会を放棄しているようで、どこまでも果てしなく残念なだけです。(苦笑)
【31】このノットなら大丈夫。というノットを会得していますか?PEとPE、フロロとナイロン、PEとフロロ、PEとナイロン、ふろろと金属リング、、
【32】31の場合、オフショアで使うPRは問題が出やすいですね。キャストには不向きだとおもいます。船から「落とす」釣りの結びと、「投げる」つまり高速でガイド干渉を繰り返す釣りの結びでは異なります。
また、フロロとナイロンは編み込み(三つ編み)をオススメします。
【33】その日想定される可能な範囲で細糸を使うのは有効だと確信しています。
近郊の明石の波止場でメジロ、ブリが上限、使用ジグは80~125中心とするならば、わたしはPE1、5(もしくは1,2)にナイロン7号、その先にフロロ6号というのがスタンダード。
どうしても当たらないときは、ナイロン6号、フロロ5号まで落としますが
その場合フロロをリングの結束部分に結ぶにはビミニでダブルラインにして、二重結束にしておかないと、80グラムのジグを投てきすることはできません。わたしはそうしています。
ナイロン7号にフロロ6号ならそこまでしなくても投擲可能です。
【34】磯の場合は、男女などの大場所ではPE5~6号に、(撃投DVD2のカンパチなどはこの太仕掛けで食ってきます)フロロ20~24号を使用します。この場合はフロロにPEは直で、Kノットを約20センチ確保して使用しています。
【35】隠岐や五島の場合、PE4中心、気配によっては5号。フロロは10~18を使っています。
【36】近場の但馬などの場合はPE2~3にフロロ10~14号が多いです。荒れていて大型の予感があり、また、取り込みにも必要な場合は、PE4号に、フロロ16まで上げています。
【37、】33のメインラインのところですが、波止の場合結束さえ完全にしていればPE1、2号で十分だと正直思います。数年前の明石のヒラマサや、今年のストライクでの淡路の太ったブリも1、2号です。
ノットを完全にすればいまのラインはとても強いと思います。
38・・
出張先のホテルで酔っぱらって調子こいて書いているうちに、疲れてきました(笑)。
このへんで次回にさせていただきます。
なにかの参考にしていただけたらよいのですが
(*´ω`*)
【 ソルトワールドさん、ありがとう 】
補足ですが、五島列島のことを書かせていただいたソルトワールドさんの新年号記事は、なんと6ページになるんだそうな(ノ´∀`*)
当初は四ページの予定だったものが
編集部のはからいで、そうなりました。
編集長が原稿を読んでくださり
「内容が興味深いです、六ページにさせていたはだきます」とのことでした。
ソルトワールドさんは、他紙が、まだあまりショア青物を取り上げてくださらなかった頃(100グラムのジグを投げるとか、信じてもらえなかった時代があったのです)当時から、ページを貸してくれていた雑誌で。わたしはときどき書かせていただいています。
ご存じのように、オフショア中心の紙面だからこそ、当時としては異端だったショア青物の釣りを、個人的には「あえて」印象づけたかったという意図もありました。
「こういう釣りもあるんですよ」と。
ソルトワールドさんには、今回もお礼を言いたい。
プラグでもジグも、今となっては一般的な釣りとなった、ショア青物。
もう、私が紹介できることなど少ないですが、それでも原稿のなかの、どこか一行でもいいから、読んでくださるかたのメリットにれば、参考になれば嬉しく思います。
ご笑覧いただけたら幸いです。
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