デカンパチ、ストライクッ!!
●釣行日 :2017年8月9日、10日
●ポイント(場所):三宅島
●氏名 :廣瀬一京
●使用ルアー/ジグ :撃投ジグストライク105g
●使用フック/サイズ:ジガーライト段差ホールド3/0
●魚種/全長(cm) :ショゴ40cmぐらい、シイラ70cmぐらい
今回の想いは一つ、
「撃投ジグストライクで魚をかけてみたい!」
ということで、ノロノロ台風5号がやっと過ぎてくれた後の三宅島に行ってきました。
できれば、沖磯の三本嶽に乗りたいと思いつつも、台風のウネリが残っているため厳しそうなので、
潮通しのよい堤防から狙いました。
フェリーが早朝に着岸して早速、堤防の外角で、撃投ジグストライク105gピンクグローを結び、追い風爆風の中キャスト!
とりあえずワンピッチジャークから、ロッドへの重みの乗り方、入力と飛び具合などを確かめながら、始めてみました。
40シャクリぐらいで、再度底を取り、そして次はジャカジャカ巻きを試してみるか、
と5回ぐらいリーリングジャークをしたところでゴン!!
早速キタッ!
始めの引きはなかなか強いが、スイーーッと浮いてきたのは、ショゴ。1キロないぐらいです。
イエ~~!!撃投ジグストライクでの初魚。
フックは、ジガーライト段差ホールド3/0。
血抜きをして再開。
次は、他のモニターさんが撃投サイトで説明されていた、ワンピッチジャークと小さなフォール、
ロングジャークとロングフォールを組み合わせたジャークを試してみます。
シャク、シャク、シャク、シャク、シャク、フワッ、シャーーーク、フワッ、ヒラヒラヒラヒラ、
シャク、シャク、シャク、シャク、シャク、フワッ、シャーーーク、フワッ、ヒラヒラヒラヒラ、
シャク、ゴン!!
またキタ!
上がってきたのは、やっぱりショゴ。サイズは1キロないぐらい。
そこからは、しばらく同じぐらいのサイズが3、4本釣れ続きます。
まあ、どんなジャークでも釣れます(笑)。ジグよりも長さのない手のひらショゴさえ釣れます。
シケ後だからか超高活性。
ジャカジャカまたは、まっすぐに近い曳き方をした方が、サイズの小さいショゴが反応しやすく、
喰わせの間で食わせた方が、少しサイズが大きい気がしますが、まあ気のせいかもしれない程度の違いです。
それからは、沖でトビウオが飛んだのが見えたので、ダイペンやミノーで、
でかいサイズに狙いを定めてみますが、ワンバイトのみ。魚のサイズが小さくて乗りません。
あとは、撃投ジグ65gだと手のひらサイズが、いくらでも釣れます。
やっぱり撃投ストライクで、と戻して
これが、一番いいサイズ。1キロを少し超えたぐらい。
入力は優しく、あまり飛ばさないで(入力は優しくても十分に横を向くので)、
一回一回のジャークに軽い間(横を向いて落ち始めぐらいで次のジャーク)
を入れたワンピッチジャークの連続で食った一尾。
離島の堤防は潮が早くて、30~35メートルぐらいの水深がありますが、
撃投ストライク105グラムは底取りの手返しが良いので、使い勝手がいいです。
ノーマルの撃投ジグよりもロングなので、沈下は落ち始めるとまっすぐで早い感触です。
これで朝の部は終了。
ここからはレンタカーを借りて、地磯や堤防をランガン。
日も暮れかけた頃、周りで釣っている人たちも反応が無くなったため、
一人また一人と帰ってゆき、堤防には僕一人だけ。
それでも僕は、無心に投げ続けます。
ルアーは、撃投ジグストライク105g、カラーは一番好きなピンクグロー。
日はどんどん落ち、生命反応が無くなった静かな海。
フルキャストして、優しい入力で、
一回ずつ小さな食わせの間(フワッの浮遊感の後の落ち始めで次のジャーク)を取ったワンピッチジャーク。
結局、このジャークが耐久戦には、一番だと思ってます。
ロッドの反発とリールの巻きだけで、疲れずやり続けられます。
撃投ストライクのジャーク後のフワッが気持ち良く取れるリズムも見つかってきました。
(105gと125gでは飛び方が少し違うように思います)
そして突然、ズンッッッッ!!
底から20シャクリぐらいでズシンとロッドに重みが乗って、ロッドを動かせなくなりました。
そして、一瞬のちにジャーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
おお、おお、おお、走る走る。
走りが止まって、巻ける時に巻きます。手前には寄るが下へ下へ潜ってゆく感じです。
で、また鋭く走られます。
ジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
どんな体力だ(笑)。
今まで掛けたどんなカンパチよりもデカそうです。
はじめから結構締めていたドラグですが、もう少しだけ締めて、バットパワーで溜めると少しずつ寄ってきます。
何も障害物のない堤防外側なので、ここで勝ちを確信。
最後の岸際のツッコミを想定して、少しドラグを緩め、口切れをしないようにじんわりリフトアップ。
まだまだ深い。魚は真下、姿はまだ見えません。
堤防だから、気を抜かなければ根ズレは無いはず。
そして、想定通りの最後のツッコミ。
ジィーーーーーー。
ところが、ギギギギギギ。
なんだか嫌な抵抗、と思ったすぐ後、プンッッ!
軽くなったラインの先は、リーダーの根ズレ切れ。
垂直に見える堤防ですが、基礎に何か段差があったみたいです。
あーデカかった。まさにこの魚を狙って、これまでここに通ってきた、そんな魚でした。
リーダーを結び直すと、空は、ほぼ真っ暗。これで1日目は終了です。
翌朝、薄明るくなるのを待って、ロッドを振りはじめますが、昨日のようなビッグワンの反応は無し。
シイラ、70~80センチぐらい、と
1キロないぐらいのショゴを釣って、二日目も終了。
悔しさと、可能性を感じて、三宅島釣行を終えました。
撃投ジグストライクの独特の浮遊感、そしてズシンと来る大物のストライク!
伊豆諸島の水深のある場所で使うと、とても楽しいです。
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