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2019.05.29

【担当者より】・昨日のレポートへ

localanglerさん

あの札幌フィッシングショーのとき、ファクトリーホールの周りは真っ白な雪が
積もってましたよね。

それでも、北海道はもう夏の気配。
積丹のブリがlocalanglerさんの
操るジグにバイトしてくるのも
そう遠くないんでしょうね。

ファクトリーホールにいく数日前、わたしはちょうど積丹の手前、余市から小樽に引き返す道すがら
海サクラをジグで狙うアングラーを国道沿いの海岸で目撃しました。
手持ちの営業用サンプルが
一本あったので、それをお渡ししたところ
早速使ってみるとおっしゃって
足元で引いて動きをチェックされました。

ひとこと
「これは食うね」

そのあと、嘘のようなほんとの話ですが
釣れたんです。

なんか、あの目撃は
すごく感動しました。

その人は、
「これは小さいから、、」と苦笑いして、逃がしました

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後ろには雪が積もる海岸で、なにげに手袋を脱いで、わざわざ手を冷たい水につけて、濡らして
素手でフックを外して、逃がしたんです。
あのとき、感嘆しました。

「 さすがトラウト王国 」

 

魚の肌は、人が素手で触っては
火傷です。

まず、手を濡らし
自力で泳げるようになるまで
エラに水流を導く

そういう一連の所作が
なにげなさすぎて、自然すぎて
印象に残りました。
わたしよりも年配の方でした。

夏の波止で青物を釣って
焼けたコンクリートに魚をおいただけでなく
乾いた手でつかんで、水に
戻し「リリースしました」と笑顔でいい放つアングラー。
そういうシーンを見ることも、珍しくなくなりました。

魚の肌と、焼けたコンクリート。

それがどういうことかを知らないから、
悪気がないんでしょうね。

それが、「魚を捨てただけ」とは気づいていないのかも知れませんから。
それゆえに尚更の感服でしたですね。

 

もうすこし、自分の話をしても
いいでしょうかね?

当時、わたしはフライロッドを積んで
バイクで北海道にいってました。
稚内からオホーツク街道を下り
網走だとか斜里だとか、もちろん
知床、羅臼、野付だとか

霧多布岬のキャンプ場とか
シラルトロ湖キャンプ場とか最高ですね。
朱鞠内、養老牛、まぁ、印象に残るところも多いです。裏摩周も下りました。然別のキャンプ場もよかった。キャンプだけなら大沼も居心地よかったですね。
わけもわからず片っ端から走り、釣ってました。
もう33年前です。

当時は海に向かってルアーを投げるなんてのは、本州でも一部の人だけが楽しんでた感じでした。

ましてや、北海道に滞在してた40日で、一人もお見かけしませんでした。
いまは昔、、という感じがしますね。

 

_20190529_013441

画像は、余市から小樽へ向かう道でで目撃したときのものです。
ジグは、北海道東北特別色
エアロ40グラム
バックウォーターサンセット。

当日は爆風でした。
風の強いときは、引き抵抗が軽すぎるとラインがフケすぎて
どこがカレントかわからない。

レベルには無理。

ノーマル撃投は弱風までならいいけど
あそこまで爆風だと、ジグが抜けてくる。アンカーが弱い。水の重さがわからない。

ラインが張らなければ、アワセも効かない。
飛ぶだけでは、ダメで、
水をつかむ「アンカー効果」

ぶっ飛んで
水を掴んで、糸を張って
早巻きに耐えて
細身のシルエットで食わせる

それが必要だったと思います。

 

あの状況はエアロじゃないと
無理でした。
わたしは横で見ていただけでしたけど、いろいろめちゃくちゃ印象的でした。

あのワンシーンは
忘れられないですね。

 

localanglerさん
会場まで、ありがとうございました。
レポートもありがとうです。

次レポートいただくときはぶりですかね?

楽しみにお待ちしています。

2019.05.29 13:26 | Categories:担当者より
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